子どもの結婚を応援する親たちへ

子どもの結婚は、親の責任です。
一見、子どもの勝手、我がままのように感じるけど、
恋愛の上手下手は、ほとんどの場合、9歳までの保護者との関係で決まる。
つまり、親のツミ・・。
そのツミを自覚して、以下を実践して欲しい。

1.ご自身のご両親(子どもから見たら祖父母)を無条件で尊敬し、愛する。
2.配偶者のご両親を尊敬し、愛する。
3.夫婦円満に心がける。(離別死別の場合は、相手の良い所を想う)
4.「してやってる」と責め心を持たない。
5.「これだけしてるんだから」と見返りを期待しない。
6.祖先に子どもの良縁を祈る。
7.必ずしあわせな結婚ができる子と信じる。
8.祈る時に何か許せないコトがあれば、許す。

良縁に恵まれたかったら、
無条件に父を敬し、母を愛しなさい。と私は言う。

だけど、父親が子どもへ「私を尊敬しなさい」とは、なかなか言えないだろう。
また、言ったところで、子どもが「ハイ尊敬しまぁす」とは、言わないだろう。

そこで、親が先ず、出来ることは、
ご自身と配偶者のご両親を尊敬し愛すること。
ご健在なら出来る限りの親孝行を尽くし、
他界していたら、墓参を尽くす。

『子どもは親を映し出す鏡』
やり続けていると必ず、親の行為が子どもに映し出される。

ここで、注意して欲しいことは、
「してやってる」と責め心を持たない。
「これだけしたんだから」と見返りを期待しない。
責め心は反発を生み、
見返りを期待すると、その努力は無効になる。

そして、夫婦円満を心がけて欲しい。

子どもの半分は父で、もう半分は母の遺伝子で出来ている。
両親がお互いを大切にすることで、
子どもは自身を大切にされているように感じ取る。

だから、もし、離別していても、子どもにとっての片方の親の欠点を想ってはイケナイ。
人には必ず、良い所がある・・
片方の親の長所を想うことで、子どもの自尊心は高まる。

自尊心が高くなると、自分に自信が持てて、人の良い所が見えてくる。
そうすると、恋愛が上手にできるようになる。

最後に祖先に祈って欲しい。
子孫繁栄を望まない祖先はいないから・・。
祈るとき、すでに叶えられたと信じて下さい。
また、祈るとき、誰かに対して、何か恨み言があるならば、許して下さい。
そうすることで、親としてのツミが許される。