誰かを愛する前にできること

どのようにして人を愛するのか
それは、自分を愛すると同じように人を愛する。

自分を愛することが出来ない人に誰かを愛することは出来ない。

自分を愛することを“自愛“その反対を”自虐“という。

自分の良いところは誰でも愛せる。
だけど、本当に自分を愛するとは・・
自分自身の至らないところも受け入れること。
過去の失敗・欠点・苦手なこと・みっともない部分・・
それらすべてを許して受け入れること。

自虐とは、自分の至らない部分を許さず、責め続けている状態。
また、ナルシスト的な人は、自分の至らない部分を隠し、
自分には至らないところなどないように振舞う。

失敗による辛さも
及ばない悲しみも
至らない苦しみも
やりきれない寂しさも
受け入れられ、許されることで癒される。

“苦しみ”の本当の姿は“やさしさ”なんだ。
苦しみは癒されてやさしさとなってゆく。

至らないところを責め続ける自虐の人は、恋に臆病。
至らないところなど無いと隠すナルシスト的な人は、恋に厳しい。

自愛とは、至らない自分も自分なんだ。と、
至らないところを責め嫌ったり、隠したりすることなく
ありのままに受け入れること。

自分を愛するとは・・
自分の心と体を大切にすること
今までがんばってくれた自分に感謝すること
そして、恥だらけの自分を許すこと

“愛する”ことが習慣化するまで
自分で自分を“愛する”練習を日々繰り返し行う。
そうやって身に付けることが出来たら
必ず、次に出逢った誰かを愛することが出来るようになっている。

たった一人の人を愛する人生がどれ程にすばらしいことか・・
感じて欲しいと願っています。