こんにちは。コーチングに興味を持っていただいて、有難うございます。

 はじめに スポーツのコーチを想像してみて下さい。イチロー選手には、以前オリックス時代に彼を育てた仰木監督がいました。いい選手のそばには、その才能を引き出す名コーチの存在がありますね。

 コーチングは、10年ほど前に アメリカから伝わった コミュ二ケーションの手法ですが、アメリカで成果をだした多勢のスポーツコーチのコミュ二ケーションの仕方を集めて、それを体系的に分析をして まとめたものです。

 スポーツの世界では、選手は優勝という明確な目標、夢があります。
そして、わたしたちにも 夢や目標・それぞれの課題があるでしょう。

<コーチング>は、スポーツに限らず、個人が「〜したい。」「〜なりたい。」という目標に向かって 主体的な行動を促すコミュ二ケーションの手法です。 

 日本では、厳しい社会状況の中、会社は生き残りをかけて模索している時に 企業が導入しました。
今は 上司が部下のやる気を引き出すための研修として 広がりつつあり、
日産自動車など、大きな成果を出している企業も多数あります。
また、個人の可能性を広げて 目標をサポートする 職業としての「コーチ」も生まれました。

 とは言え、コミュ二ケーションですから 特別のことではありません。
親しい人との語らいの中で、あるいは 家族のなかで 誰でも知らない間に使っている時が たくさんあります。 
「あ、それ。今まで私がやっていたことだわ。」と言う方も いらっしゃるでしょう。

 わたしは、家族のコミュ二ケーション(夫婦、そして親子、一緒に暮らす人)の中で
コーチングを生かす事が 家族一人ひとりの幸せと これからの社会の大きな力になっていくことと 思います。
すべての人が コーチングに出会ったら こどもたちの悲しい事件も 起きないことでしょう。

※coach(コーチ)の語源は「馬車」からきていて
 その人を目標のところまで連れて行くという意味があります。

ご理解につながりましたか。 これから、ゆっくり 感じていただければ 幸いです。