ADHDの男児、運動会で活躍!ママが変わってこどもも・・。

秋の運動会の季節♪ 連休は いいお天気でした。
ADHDの3年生 ケンちゃんの運動会の活躍を ママの了解をいただいて、ご紹介します。今 ママはコーチングに出会って、意識しながら会話を大切にする毎日。

できるだけ 比較をしないで ケンちゃんの話を丁寧聞くようにして、気持ちを受け取り
少しづつ ケンちゃんに 変化が出てきていました。

去年までの運動会前は、いつも 居残りでいやいや練習をしていたケンちゃん。
 「辛いばっかりで、いい事ない・・・。」って言ってたそうです。

 ママ「今までだったら、私 去年と同じように 『頑張れっ!』って 言ってるんですよ。で、こどもも(やらなくちゃ)って思って、緊張してもう 目も顔もこわばってるんですね。去年は。。。

ママ「でも、今年は、
前みたいに結果を求めない。とにかく一生懸命やったんだから 大丈夫だよ。というふうに結果じゃなくって、
心をほぐすほうに 思いを込めて言うようにしました。
結果的には、かけっこのピストルの音もちゃんと聞いて、うまくスタートもできて2位だったんですよ。」 
(ママも嬉しそう♪)

ケンちゃんも 自分も頑張ったという気持ちで、ご満悦で表情もききとして、最初がかけっこだったんで
それで後はとんとん拍子で 皆に何とかついていこうという感じで、
棒取り競技も協力して勝てたんですね。ダンスも、いい顔して 上手に踊ってたんです。にこにこして。」

「今年ケンちゃんの成長はすごいですよね。あの表情がいいですよね〜。」
校長先生も、教頭先生も 担任の先生も、幼稚園の先生も見に来てくれて。
「今年は緊張してない。去年は やらなくちゃって言うのが 目に見えて、緊張で持つかしら?って心配だったけど、今年はリラックスして のびのびやってたから よかったですね。
『ケンちゃんの表情が違う!(1番2番で ものすごいせってたから) あんなに追い込みで、あんな必死になって頑張っている健ちゃん、初めて見た!びっくりしました。』」と。

女の子たちも
「ケンちゃんて、あんなに足が早かったんだ。すごい早かったよね。私びっくりした。」
男の子も「おれ、ケンちゃんに負けた。悔しい!」「踊りすごく上手になったね。」

すごい 承認のシャワー!!
ケンちゃん「頑張ればいい事あるって、こういう事なんだね。 う〜ん、ぼく 頑張ったよ。」

本人も大満足。 ケンちゃんは ママが意識をして ケンちゃんの気持に寄り添っていく事で その後も 変わっていきました・・・。

運動会後、疲れて風邪気味だったケンちゃん。

ママ「去年もそうなんですが、気持ちの疲れでその日の夜に熱が出た。やっぱり、それだけ疲れとプレッシャーがかかってたんだろうな〜と。
今は疲れているんで、リラックスするほうに気をつかっています。」

「だから こどもは、甘えるんですよね。ままと一緒がいいとか、抱っこしてとか、本読んでとか。
聞いてあげるように 、それを受け止めてます。、前は『忙しいからー』とか言ってたんですけど、 今は『なに、なに』って言って答えるようにしている。
で、何か言って、納得すると また 他の事を始めるんです。

多少の家の中の汚いのは何のその。気になるんですけど、ここは今はしょうがないって、優先順位を入れ替えてね。」

(逆にその事によって、こどもが落ち着いてくると、その落ち着いた状況の中で家の仕事ができるようになるんですね。)

ママ「不思議な事にそうなんですよ。つじつまは最後にはちゃんとあうんですね。
きのうあたりから 勉強が再開して、できなくて残されたんですけど、さっさと終わらせて帰ってきました。
運動会前は、なかなかやらなかった。いやなんで、さんざん逃げ回って、しぶしぶやってたけど、
今度は『まま、早く終わらすから、待っててね。』 ぱぱぱっと言って、終わらせたから、びっくりしました。」

「昨日は 担任の先生から
『すごく落ち着きました。』と言われました。
家でも、しゃかしゃかした雰囲気がなくなった。何かそわそわして、何するわけじゃないんですけど
些細な事で気が散って、動いてたんですけど、今週はすごく落ち着いてて、そういう雰囲気がないんですね。 学校でもそうみたい。」

(心を満たしてあげると 安定してくるんですよね。自信と安心感の土台があるんです。友達に何か言われても ちょっとのことで、自分が揺れなくなる。
小さなことでも 嬉しいことが続くと 人は前向きになれるんですね。。
そんなことを 実感しました。)

ケンちゃんとママ、これからも 応援しているよ〜! ケンちゃんのこれからの成長が楽しみです!!