母がお手本になること&言葉で伝えること

こどもは、親の鏡・・。 何時の間にか、しぐさや 言葉が 親に似ていることって ありませんか? 

こどもたちは、大人の言葉のかけ方から、同時にものの考え方も 学んでいます。
もし、お母さんが お父さんに不満や愚痴を言ったら それも聞いていますし、考え方も伝わります。
親は 責任重大・・ですね。

友人のお母さんから、こんな話を聞きました。

親子で 横断歩道の信号が 変わるのを待っている時、大きな荷物を抱えたおばあさんが 歩道の手前で待っていたそうです。

それで、そのお母さんは おばあさんの荷物を一緒に持って 横断歩道を渡ってあげて、その後で
横にいたお子さんにこう言ったそうです。

「あのおばあさんは、大きな荷物を持って 大変そうだったでしょう。
もし、私があのおばあさんだったら、しんどくて 手助けをしてくれる人がいたら、きっと助かると思うの。
だからね、お母さんは あのおばあさんの荷物を持ってあげようと 思ったのよ。」

親が 大切にしていることをお手本になって、やること。そして その時に それをこどもに言葉で伝えてあげること・・・素敵な子育てだなって 思いました。

今、そのお母さんのお子さんは 中学生ですが、学校では、部活動の部長さんになって活躍し 「とても面倒身がいいって、後輩や先生からも 信頼されているみたい・・」
とお母さんは 笑顔で 嬉しそうに 話してくれました。

まさに 親の背中を見て 育つ、ですね。