小さな気持ちを受けとめた後、笑顔に。

朝起きた時、娘との会話の中で、こんな事がありました。
もう高校生の長女は、オシャレに けっこう気をつかうお年頃です。

娘「おかあさーん、このリンスは 少し値段が高かったけど、起きてみたら 髪のさらさら具合いが全然違うよ。」と嬉しそうに。
私「へぇ、そう?お母さんは そんなに変わらないけどな〜。」

私がそう言った後で 娘を見ると、 明らかに ぷんっと 不満そうな表情に変わったのが 見てとれました。 

(私: あっ・・) 
娘の気持ちを受け取らないまま、自分の感じを言ったので、娘の気持ちは すっきりしていないのです。
そこで、・・・軌道修正・・・

私「髪の毛の質って、人によって随分違うよね。〇ちゃんの髪には、このリンスが合っているんだね。」

娘「うん、さらさらだもん。髪の質って、ホント 人によって違うよねぇ。」 とここで 笑顔が戻りました。

(私:・ほっ・・) 
コーチングでは、満足しないまま会話を終わることを 未完了(完了していないこと)と言います。

ささいな何でもない事です。
でもね、小さな未完了の会話が続くと、明るさ・積極性・楽しい気持ちが だんだん小さくなっていきます。
逆に、1つ1つの気持ちを 落っことさないで受け取っていくと、こどもの心は いい状態から 次に進めます。

 できる限り、まず こどもの気持ちを そのまま 受け取りたいと思っています。