今日は 東京は 風の強い とても寒い1日になりました。
みなさま、風邪をひきませんように。
4年以上前のことになります。まだ コーチングに出会う前、息子は 家では口数が少ないほうでした。
「学校は、どうだった?」と聞いても、「別に・・」と そっけない 答え。
その時は、そういう性格なのかしらと、わたしは 思っていました。
その息子が中学校から 高校に進学。環境が変わって、友人や先生も変わり、
新しい部活をスタートしました。
ところが、しばらくして 部活動の顧問の先生との折り合いが悪く、本人もどうしたらいいのか、とても 悩むような問題が起こりました。
なかなか 解決の糸口が見えにくい問題でしたが、息子一人では抱えきれずに 時間をとっては 3人で交代で話を聞きました。
「そうだよねー。」「そうかー。」「なるほど。」
特にいいアドバイスもできずに、でも ただ 聞いて あとは 本人に任せました。
話を聞いたのは、わたし、主人とおばあちゃん(お姑さん)。
息子は 自分はこれでいいのか、迷っているようでした。
時間とともに 何とかなったのですが、もう1つ 大きく変わった事があります。
それは、無口だった息子が 大きな声で ぺらぺら話をするようになった事です。
今振り返ってみると、家族が その時に 話をしっかり聞いたから・・・安心して話せるよ
うになったのだと 思います。
こどもがだんだん大きくなって 思春期になるころ、親も仕事を抱える人が増えますし 家事との両立で とても忙しくなります。
一方こどもは 部活動は帰りが 遅いですし、会話の時間も取りにくくなってきます。
でも 私は今、思春期の時期は 親の目と励ましの声が 大切だと感じています。
しっかり目を向けて 〜こどもの小さな変化を 感じていたいと思っています。
こどもの周りでも 短い間に いろいろな事があって、気持ちも 日々変わっていきます。 時間をとって 話を聞くことを 大切にしていきませんか。
余談ですが、・・・オススメです。
「10代のこどもが育つ 魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト著 PHP文庫