子育て〜大切にしたい事を続けて〜

昨日は 心理学の講座(日本メンタルヘルス協会、研究科です)に参加してきましたが、心に残った1つは・・・
「自分の歩幅で」 という言葉です。 ブログも、もう少し 私らしいゆっくりのペースにしていこうと思います。
少しとびとびになるかと 思いますが、よろしかったら いつでも のぞいてください。
子育てにかかわる親子の会話や 大切にしたいことを 多くの方と共有できたら 嬉しいです。
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以前、「朝 お子さんを起こしている人ー?」と聞かれて、少し恥ずかしい気持ちで 手を上げた事がありました。
学校に遅れたら困るから、起こす。3人とも 毎日起こしていました。そう、起きないからです。

でも、こどもって 遠足の日や家族で旅行〜なんていう日は 朝1番に起きたりしますね。
できない、のでは なくって、起きない・・自分から起きようという気持ちが足りないのですね。

そこで、ある日 私は決心しました。もう、起こさない事にしようと・・。4年ほど前の事です。
そして、こども達を呼んで ゆっくりはっきり 笑顔で言いました。

「今まで 学校に遅れちゃいけないと思って、起こしてきたけど、自分で起きる気持ちになれば、みんな ちゃんと起きれると思うよ。 これから 大きくなって 自分から起きる事は、とても 大切だとお母さんは思うから、あしたからは 起こさないよ。
自分で起きようと思えば、できるよ。
もし、何か 協力できることが あったら、言ってね。」 と。
 (そう、自分でやる、チャンスを作りました。)

こどもたちは、お互いに顔を見合わせました。
末娘は、「目覚まし時計が足りない!。」と言って、買いに行きました。
上の2人は 「わかった。」と。

翌日。緊張してか、しっかり 起きてきました。 私「自分で起きれたね。」(承認)
その翌日。
末娘「大変、お兄ちゃんが起きてこないよ。」と、2回へ起こしに 行きました。
兄「有難う、ほんと助かったよ!。」
末娘「えっへん。」 とまんざらでもない表情・・・。こんな感じで スタートしました。

とは言え、緊張感がとれてくると 起きられない日も 出てきます。
そういう時は 様子を見ながら 声をかけます。
「今日は どうだった?」
「あしたは、どうするの?」 (怒って言うのではなくって、気づいてもらうために 穏かに質問します)

今、末娘は いつも4つの目覚まし時計をかけて、けっこう早めに 自分で起きています。
上の娘は 学校にギリギリで間に合うような時間に 自分で起きてきます。
息子は 起きる日はすごく早いのですが、目が覚めない日もあります。私が、少し声をかける時もあります。

振り返ってみると、「うちの子は 無理」「うちの子は〜だから。」と決め付けて、1回2回でやめないで、親は長い目で見ながら
継続的に大切にしたい事を やる姿勢を 親が 持ち続けることが 大切だと感じます。
そして、もう1つ。完ぺきを求めないで 大目に見守っていきたいと思います。

私達が あきらめない、という姿勢も きっとこども達に伝わっていく事でしょう・・。