子どもへの小さな対応の仕方で、変わってくること〜

朝の小さな対応の仕方で、午後のこどもの様子が 違ってくる例を ご紹介します。

3年生のケンちゃんは、人一倍お母さんに かまって欲しい気持ちが強い男の子。
しっかり気持ちを受け入れて、心を満たしてあげた日と、それをしなかった日と、学校での様子も 随分違ってくるそうです。

たとえば、朝 抱っこしてあげる時間を しっかり持った日は
午後 学校で友達と けんかみたいな ふざけっこ(追いかけっこ)になった時でも、
気持ちが 落ち着いて、集中もしているので、
うまく 友達とかけ合いができて ふざけっこが エスカレートしないように 自分である程度 コントロールができるそう。 
また、行動が素早くなって 、言葉の理解も 早いそうです。

一方、抱っこができずに 心の満足が得られないまま 学校に行った時は、
不安のせいか もたもたして 集中もできていないので、ママの話は聞いているけれど、理解がもう1つだったり、友達とのかかわりでも コントロールが効かずに、友達と ぶつかってしまうことも あるそうです。

毎日の小さなことの 1つ1つで、こどもの様子は違ってきますね。

子育ては毎日のことですので、こどもたちが安定して 過すには、毎日の係わり方が大事ですね。
ケンちゃんママは、「勉強は 後からついてくるから、まず 安定した心の状態を作ってあげる事ですね。」と 話してくれました。