お稽古の先生とこども達の気持ち〜その1

もうすぐChristmas!どこも 準備で忙しい時期ですね。
ご了解をいただいて、あるクリスマスコンサートの練習中の先生と
こどもたちの様子を 紹介させていただきます。

発表に向けて最終稽古。
先生はどんどん確実な指示を出していきます。
「自由にやらせてあげたいけど、時間がないし、指示をしてあげないと動けない・・。」

ここで前を向く。
ここではこういう動線で。
ここではこういうステップで。

先生の中にはイメージがあるので 「ふわっと」とか「元気に」「どんどん」など 子どもたちに伝わるようにと思って指示を出すのですが・・・・。
子どもたちもどんどん顔がこわばっていきました。
結果 動きが鈍くなり、先生もさらにヒートアップ!

6時間以上に及ぶ稽古に小さな子どもも疲れてきて・・・
「もう忘れちゃったの!?」 とカツ!!

でも もっと小さな子達ががんばってるので逃げ出せず 辛そうな表情を隠せません。
そして最後の場面。
女の子が 手をつなぐ相手のところに行こうとしたとき
他の子が邪魔になって一瞬出遅れました。
すると先生が先生の流れの中で 女の子の手を取り、踊り始めました。

女の子は「違う、やだ。」とぼそっと言いました。

ここで先生の怒りは頂点に。
稽古終了。強制終了。
「もう無理ね。はい、終わり!あいさつは!!」
・・・・。

シーンとする稽古場。
片づけが終わり、着替えなどわさわさしているとき、先生がその子に寄って行きました。
そして肩を抱きながら何か会話をして、
照れながらも少しほっとした表情を浮かべました。

あとで、女の子のままに連絡が入ったそうです。
その時、
「今日は大人気ないことをしました。
○○ちゃんには謝りましたが 態度には気をつけてねと注意しました。」と。

あなたが、お母さんだったら 女の子に何と言いますか?
先生の言葉を どう思われましたか?
(あしたに 続きます) m(__)m