私は お正月は、6家族19人(こどもは9人)の親戚1泊旅行で 箱根に 行きました。
 ※右の写真は 元旦の朝 大涌谷から見た 富士山です! 
 きれいでした。

さて、旅の途中 立ち寄った公園で、こんな会話を 聞きました。

公園の階段には、手すりがついていますが、これが こども達にとっては 格好の滑り台に 見えるもの。

わんぱくな3年生くらいの男の子は コートが汚れるのも なんのその。
勢いよく 手すりに体全体でしがみついて 手すりのすべり台を 楽しんでいました。
「やめなさい!」 でも ママの声は 聞こえないフリ。

それを お姉ちゃんらしい女の子が じっと見ていました。
そして、その様子を見ていた 近くにいたおばあさんは お姉ちゃんに こう声を かけました。

「ほら、最後のチャンスかも しれないよ。」と。 
お母さんの声を気にする女の子の背中を 少し押したのです。

それで、女の子は 弟の真似をして 滑りました。 大きな体で、でも 楽しそう。

私は 声をかけて聞いてみました。
「どうだった?」
すると こんな 答えが 返ってきました。
「でも、お母さんが だめって言ったから・・。」 と、少し困り顔です。

それで わたしは もう1度、聞きました。
「滑って、どんな気持ちだったの?」
すると、今度は
「うん、楽しかった。」と 大きな笑顔が かえってきました。
「そう、楽しかったね。 よかったね。」

女の子は 自分の気持ちよりも、お母さんの顔色が気になって いたんですね。

子どもたちが 自然に 自分の気持ちを話せることを 私は大事にしたいな、と思います。

しつけをどこまで 厳しくするかは お母さん・お父さんの判断です。
おばあさんのように 大目に見て 少しチャンスを あげることだけでも
子どもらしい声が 聞かれたり、わんぱくさが 見られるかも しれません。

こんな時、あなたでしたら お子さんにどんな言葉を かけたいと思いますか?