早朝、自分でボランティアサークルの仲間と キャンプを企画した長男は
その下見の日。
大きなリュックを玄関まで持ってきて、出発前、わたしに
「この燃えないゴミ、外に出そうか?」と 一言。
とても有難いこと・・。それだけで あなたは 素晴らしいと思います。

最近、兄弟の話を お母さんから よく聞きます。
後から生まれた 下の子どもは、お母さんから見ると まだ 何もできない 赤ちゃんですから、いつも お世話をしてあげないと ならない 存在。
おんぶしたり、抱っこしたり スキンシップも たくさん あります。
ですから たまには だだをこねても、気持ちは 満たされていることでしょう。

さて、では上のこどもは?
2歳や3歳で 急に お兄ちゃん、お姉ちゃんになりました。
本当はまだまだ 生まれたばかり、まだまだ お母さんに甘えたい小さい子ども。
ですが、お母さんは 生まれた下の子どものお世話で 大忙し。
どんな気持ちで いるでしょう?
ちょっと、想像してみて くださいね。

甘えたくても、お母さんは お兄ちゃん、お姉ちゃん扱いをします。
そうすると、その満たされない気持ちが ちょっと行動に 出てきます。
下の子に 手を出したり、乱暴をしたり・・・困らせる事ばかり・・
「何で、そんな事するの?」と お母さんは 怒ることでしょう。

でもね、上のこどもも 下のこどもと同じように、
お母さんの愛情を感じたいのです。
自分がお母さんに しっかり愛されていることを 感じたい、それだけなのです。
お母さんが 大好きだから。

忙しいと思いますが、上のお子さんの 気持ちが満たされる時間を どこかで
もってあげてくださいね。
満たされると 行動も だんだん落ち着いてきます。
そして、安定しますので お母さんの言う事も 入りやすくなります。
いつも 様子を良く見て、それぞれのお子さんの気持ちを 感じてあげる そんなお母さんになりませんか。