将来を見ながら、子育てを 〜

数年前、わたしは 地元NPOの市民TV局員として、ひとりでNGO活動を続けて、自然・地球を大切にすることを訴え続けている 山田征さんという 母親ほどの年齢の エネルギーいっぱいの女性に インタビューを させていただきました。

山田さんは、その時以来 今もずっと 必ず一言をそえて 
手描きの活動を伝える通信を 私に送ってくださっています。
その一貫した 姿勢には 本当に頭が下がります。

山田さんは 今の便利さや満足を満たそうと 活動をしているのではなくって、
数十年後の地球の姿を想像して、心から 心配し、できることから
やっていきましょうと いつも呼びかけながら、先に立って 行動をされています。

先を見通す目を 持つことは、将来にわたって 幸せないい方向に世の中が 開けていく
とても大事なことと 思います。

子育ても 今のままのコミュ二ケーションを 続けていったら、こどもは どう育っていくだろう、
と考えてみるのは どうでしょう。
イキイキと、目を輝かせながら 活動をするお子さんを イメージできますか。

同じことを繰り返すと、結果は やはり同じになります。 今のままで いいですか?

もし、親子の関係や こどもに〜なってほしいと、結果を変えたい思ったら・・
同じことを繰り返さないで、違う言葉のかけ方(違う考え方)をしてみる、
そこから 違う結果が出る 可能性が生まれます。

人間ですから、慣れ親しんだ方法を変える事は、体が抵抗する場合もあります。
忍耐・我慢が必要なときも しばしば ありますね。
やる、やらないを 選ぶのは 自分自身。
ですから、いい流れの子育てをする きっかけを作れるのは、自分が 変わること、
ここがポイントです。

危険を伴う事や人を傷つけることは はっきり ダメと叱りますが、それ以外の時には
今 どんな状況が見えたとしても、「あなたはすばらしい存在なのよ。」という 愛情が
こどもに伝わる言葉を かけ続けていくこと。
うまくいかない事を できるだけ 責めないで 受け入れること。

いつも 自分を信じてくれる人、どんな時も目を向けて、励ましてくれる人がいたら・・、
きっと もう1回 頑張ろうという気持ちが 自分の内側からわいてくると 私は思います。
お子さんの そんなコーチ役に お父さん、お母さんがなってあげることを 願って。