こどもが迷子にならないように〜

先日 TVニュースで、茨城県内の高校での 油絵の自画像を描く授業を
紹介していましたが、とても印象に 残りました。
美術の指導にあたる先生は、自画像を描くときに、内面を表現するように 声をかけています。
最近は 絵に 弱さを感じていると おっしゃってました。
油絵は 何度も 重ね塗りをします。その中で、1度自分を壊して 
破っていく体験をさせるんだそうです。
そして、「がんばれよ!」と未来へのエールを送ります。
「絵だから それが できるんです。」と。

生徒さんの自画像、書いた感想(気持ち)、それに対しての 先生のコメントが HPで公開されています。
ご興味があるかたは こちらへ。 (左の)学校案内 → Virtual 美術館 にあります。
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迷子の例を 紹介します。
こどもは、だんだん大きくなると 走るのが早くなって、実際 ママが追いつかなく
なっていきます。
その時の一工夫、こんなことをしている ママがいます。

こどもは「今」を生きていますので、時間の間隔は よくつかめていない事が多いですね。
そこで、その日の 予定をわかるように伝えておくこと。
あるママは、本当にお子さんが 迷子になりました。もう見えなくなったときは、真っ白に。
その時に、「そういえば、予定を伝えておいたんだ」と思い出して、行く予定のところへ行ったら しっかり お子さんがそこにいた、という事が ありました。

先に予定を伝えておくと、お子さんが大きくなって行った時に、たとえば
「じゃ、〇〇で待っているね。」「ママはどこへ行ってから行く?」と聞いてくれたりなど
自分から 予定を言ってくれるようにも なります。
それは、先に伝えるお母さんの 言葉のかけ方から それを学んで身につけているんですね。
親子で 予定を確認しておくことは、迷子対策だけじゃ なくって、他にも 役にたつと
思います。

もう1つは ゲーム(あそび)感覚を 取り入れること。
楽しいのが、一番。そこで、あるママは、お子さんと手をつなぐ時に
「じゃ、先に手を離したほうが、負けね。」と 言ったそうです。 いいですね。これ。
どちらも、事前に できる声かけを しておくことが ポイントですね。
よろしかったら、おためしください。

もし、お子さんが 本当に迷子になって 見つかった時には
「何やってんの。だめじゃないの!!」と お母さんが 先にお子さんを 
大声で 怒鳴るのではなくって、
「本当に心配したのよ。 あなたが 見つかって、良かった!嬉しい!」
そんな声を まず たくさんかけて、抱きしめて あげてください。