遅ればせながら 今日は 映画「硫黄島からの手紙」を 見てきました。
死と背中合わせの日本兵も、捕虜になったアメリカ兵も ずっと心に持ち続けていたのは
家族一人ひとりを 愛する気持ち。

洞窟で 家族の写真を見つめ、手紙を書きながら 愛する家族に思いをはせて
その真摯な気持ちは いまも 誰もが持っているのに 豊かさゆえの欲が それを
見えにくく しているようにも 感じます。

日々、わたしたちは 家族に対して 「もっと〜なって。」「もっと〜して」と 際限なく
いろいろなことを 求めています。
1番伝える必要があるのは 愛する気持ちでは ないでしょうか、そんな事を感じました。

あるお母さんの話です。
幼稚園、学校にも そして家庭にも 役割がありますね。
あるお母さんは、こんな話を してくれました。

「やっぱり、家庭のフォロー(声かけ)は 大事ですよね。

こどものいい状況を維持するのは、精神の安定と環境だと 思うんです。
精神の安定は 家庭の役割 。環境は 多くの時間を過す 学校の役割。
その役割の分担ですね。
やはり 何でもかんでも 学校にお願いしますと 言う事ではなくって、
わたしも やることは、ちゃんと やりたいと思います。」と。

こどもの精神の安定を作るのは、家庭の役割。いかがですか?
精神が不安定だと、小さい事でかっとなったり お母さんの言う事も 余裕がなくて
伝わりにくくなります。 ここが頑張りどころ。

安定することは、明るさと そして 何かをやろう!という積極的な気持ちを
引きだします。

そして、「ちゃんとやる」と言った 1番大切な事は 家族を愛する気持ちを 毎日
言葉で伝える事と わたしは 思います。
きょうは、お子さんと どんな話をしましたか? いくつほめてあげましたか?