今日は NHKの朝の連続小説を見ていました。
病気で余命がないご主人が 奥さんに伝えたかったことは
「わたしは あんたの 味方だよ。それが 言いたくって・・」

「味方」 とても安心できる言葉だな〜と思いました。
こどもに言葉をかけているその時に、いつも 味方の気持ちをもっていたい、そう思います。
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私の市では 3つの中学校で キャリア教育の一環として「職業人のお話を聞く会」
が 年に数回 行われています。
昨日は、その授業に参加をしている 職業人のかたの交流会がありました。

第1部では 勉強会という形で 今までの振り返りを行いました。 わたしも、パネラーの
一人として 参加をさせていただいていましたが、こんな質問を受けました。

「今の中学生の中に 急に入って、こどもたちと 関わるのは、初対面ですし 年も親子以上に離れていて お互いに緊張しますよね。
なにか、スムーズに 関わっていける工夫は ありませんか?」

私は 2つのポイントを お話しました。
1つは、「今どきの中学生は〜〜だから。とか、自分は年をとっているから〜だ。・・
など、先入観を 持たないように。
そのかわりに、今日は 生徒さんは どんなことを 話してくれるんだろう、と
興味をもって わくわくする気持ちで 教室に入りましょう。
生徒さんと一緒に 楽しい時間を創ろう!そんな気持ちを 持つといいと思います。

もう1つは、生徒さんの緊張をとくために、私はいつも 最初に 全員に 自己紹介を
してもらっています。
その時に 名前だけではなくって、名前ともう1つ、得意な事とか 今夜食べたい夕食のおかず などを言ってもらうと 笑いがあって、お勧めです。
そして、名前は いつも座席順に 書きとめて、一人の自己紹介のあとには
必ず 「〇さんは 〜が得意なんですね。」と 言葉をかけていきます。
生徒さんは 始めに 自分を受け入れてもらうことで、安心して参加する事ができます。

そして、名前は あとからも なるべく呼ぶように しています。
話の途中でも
「Aくん、どんな事を 感じましたか?」とか
「Bくん、今のCさんの感想を聞いて どうですか?」
名前を大切にすることは その人を 大切にすることです。
名前を呼びながら、その場の空気を 温めて、また 話しやすい雰囲気を作っています。
前回は 1分間コミュ二ケーションゲームをしましょうと 呼びかけて、
共通点探しゲームをした時も ありました。ぐっと 場が 和みました。」

一人ひとりの中学生と 丁寧に向かい合っていると いつも みな素直な心をもっているな〜と 感じます。
参加している大人には みんな「味方だよ」の気持ちがあります。