きのう、電車のホームで 親子が電車を見ていました。
大きな駅だったので、ときどき 特急が走ります。

まだ小さい男の子は、風を切って ホームに入ってきた見たこともない
特急に やや興奮気味。
「わ〜!」
「すごい電車が見れて よかったね。早いね〜。」
横にいた お母さんを見ると、ちょこんと しゃがんで 男の子と同じ背の高さで
微笑みながら 話をしていました。

大好きなお母さんの顔が、同じ高さで 目の前に一緒にいてくれること、
きっと その子にとって 安心できる空間だったのでは ないでしょうか。

お母さんが 立ったまま 下を見下ろして 話をする時のこども達は 上を見上げなければなりません。 
お母さんの顔の見え方は まるで違うはずです。
小さなことですが そのお母さんの思いやりの気持ち、愛情を感じました。

そう 考えていた時に 思い出した事があります。
以前 校長先生と コーチングの研修で ロールプレイのペアを組んだことが
ありました。
私が話をしている時、一生懸命に聞いてもらっているはずなのに なぜか そこに
ずっと違和感が ありました。
話しにくい感じ、だったんです。

あとで 考えてみたら、その校長先生は 同じ目線という姿勢ではなくて、
上から見ている目線でした。

外見的には 大人同士ですから、 目線は同じ高さでも 気持ちの上で そうでないと
やはり 話しずらかった経験をしました。

会話をするときには、会話を本当に楽しむには 同じ目線でいること、とても大事だと
思います。
お子さんと話をする時、時には しゃがんでみては いかがでしょうか。
きっと お子さんの表情も 豊かに よく見えると 思いますよ♪