「やってみたい」を広げる空間〜

東京は午前中から 雨が降って 寒い1日になりました。
今満開の桜の花ですが、ちょっと 気になります。

春休みに入って こどもが家にいる時間が 少し長くなりました。
わたしは、よく 食事の手伝いを頼みます。
昨日は、長男と次女に 100個の餃子を包むのを 任せました。

けっこう楽しみながら だじゃれを言い合いながら 思ったよりも上手く作ってくれました。

以前からなのですが、餃子を作るとき こどもは 自分のオリジナルの形を
作りたがります。
妹「ほら、見て。こんな 形になったよ。」
母「やったね。オリジナルが できた。」
兄「何、それ、すげー。どうやって 焼くの?」
見れば、マックのハンバーガーみたいに 薄い皮1枚の上に 餃子の中身を 厚さ1センチ
 乗せて 上に皮をもう1枚。 ひだなしの円型です。
母「大丈夫よ。これ、他のと 別にして 焼こうね。」
妹「私が 焼くから。」
母「そうだね、お願いね。」
 もちろん、焼く時は 後ろから アドバイス。

危ないこと以外、こどもたちが やりたい事は できるだけ「いいよ」と言うこと。
これは 私の基本姿勢です。
ちょっとやってみたい その気持ちを感じたら こどもが小さなことでも 体験するチャンス。

親の後片付けが 大変とか、形がどうの・・とか 言わないで、こどもが やりたい気持ちを 見落とさずに やるチャンスにすると、1つ「できた」の 喜びになります。

そして、やっている時は わくわくしていて 会話が弾みます。
ひだの作り方を教えあったり、見せ合ったり 自分のできばえに 満足したり・・
最後は 食べた満足も あります。

主人も 息子に「風呂場のタイルが はがれてるの、直しておいてね。」など
よく 家のことを 頼みます。
ちょっと 背伸びしてできるくらいの プチ・チャレンジがあることを やれると
いいな〜と思っています。

わいわいがやがやしている この空間が、大事にしたい 私が好きな時間です。
家族が そこにいる。 会話がある。 笑顔になれる。 自分が 受け入れられる。 安心する。
その繰り返しの中で、人は 心に小さな自信ができてきて、外に向かって行ける きっかけを 
自分で見つけて、もっと大きなところ・・学校や 地域でも 「やってみたい。」と
思うようになれる のではないでしょうか。 
お手伝い、オススメです。 何でも 小さいことから 始まります。