木も人も 同じ〜NHK、どんど晴れから

きのうから 市内の3回 コーチング講座が 始まりました。
杉並区の予定は 次回 アップの予定です。

少し前の話になりますが、NHK朝の連続TV小説「どんど晴れ」で
こんな 話しが ありました。

主人公は、今 老舗旅館のおかみを目指して、ケーキ家さんの
実家を飛び出し 厳しい修行を しています。
あるときは 重労働の 庭仕事も やりました・・。

その仕事の様子を見に来た 実家の父親は、やめさせると
すごい剣幕で、今のおおおかみに 文句をぶつけます。

でも、なぜ おおおかみは そんなにまでの仕事を いいつけて
修行をさせたのには 実は こんな理由が ありました。
おおおかみは、こう 言いました。

「木は、植え替える時に 一度、水抜きをする。
そうしたら、木は どうなる?
必死に 根を伸ばして 生きようとする。
それをしなきゃ、たくましく なれない。

手をかけるのが愛情
でも、かえって 弱らせることも あるんだよ。

木も人も 同じ。
強く生きていかれるように 1度甘えを断ち切るのが、水抜き・・」

おおおかみと 向き合って、その本心を聞いた 父親は
こう言いました。

「わたしたちの目が、曇っていたのかも 知れない。
ちゃんと 見ていなかった。
俺たちも そろそろ 子離れだな。
もう、自分の道を 歩き始めたんだよ。」

主人公の弟は、庭仕事に精を出す姉、主人公を見ながら 言いました。
「ほら、すごく 生き生きしてるよ!」

(そんな内容でした)
おおおかみの 本当のやさしさを持った 厳しさに 心ひかれます。
厳しい世界で 何があっても 強く生きていかれるように
そこまで 考えてのこと。
それは、決して 自分だけの満足のためではなく
主人公の 本当の幸せを考えての ことだと 私は感じました。
子育てのヒントが たくさん ありました。