ちょうど 駅のホームに ５月２６日公開の
映画「しゃべれども しゃべれども」（国分 太一さん主演）の
ポスターが 貼ってありました。
その感想の中にこんな １文がありました。
〜落語は「間」が 大切なんです。それにより 良し悪しが
決まってくると言っても、過言では ありません。
人生も 「間」が大切なんだと この映画を見て 感じました。
何かに打ち込んでいる時に、ふとできる「間」
それを いかに使うかによって 自分自身が見えてきます。・・〜
自分は 間を どう使っているだろう・・とふと 思いました。
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さて、数日前のTVで とても興味深い番組が ありました。
主役は 子ねこ。
ねこは、感情が複雑で 人間に近いのだそうです。
ある家族は、１匹の子ねこを 拾ってきました。
その家の長男は、それはもう すっごく子ねこを 可愛がって 大の仲良しに
なりました。
勿論 子ねこも 長男が大好きに。
ある日、長男が下宿をすることになって、家を 離れて暮らすように
なりました。
それからです。家に 長男が帰ってきて、子ねこを抱こうとすると つめを立てて
うなり声を上げて 攻撃をしてくるようになったのは・・。
いつも いつも そうでした。
６針も縫うほどの ケガもしました。でも、攻撃は おさまりません。
他の家族には 穏かに接するのに、この長男に 対してだけ
顔を見るだけで とっても 怒りをぶつけるのです。
長男が家から いなくなった時、子ねこは 長男を探しては 鳴いていたそうです。
長男にしたら、「大好きだったのに、なぜ？会えて 嬉しくないの？」という気持ち。
信じられなくて、どうしていいかも わからずに・・。
動物の気持ちがわかるという 外人の女性が来て 観察をしてみると、
子ねこにも 人と同じような 気持ち、攻撃をする理由がありました。
「この子ねこは、あなたが なぜ 行ってしまったのか、理解ができていないの。
あなたが きちんと 伝えなかったからだと 思う。
言ってみれば、大好きな恋人に 突然捨てられたような気持ちなの。
大きな悲しみが いつしか 怒りに変ったのよ。
仲直りをする方法は １つだけあるわ。
それは、あなたが 子ねこに 心から謝って、あなたの気持ちを伝えるの。
ねこに 気持ちを伝えるには、言葉だけじゃだめ。
イメージも 一緒に伝えるの。
まだ、あなたを思う気持ちが 残っているわ。」
それを聞いて、長男は 子ねこに向き合って、静かに 謝りました。
そして、これからも、ずっと 謝っていきたいと 決心をしました。
謝っている時、子ねこは 耳を立てて しゃんとした姿勢で じっと
長男を見つめていました・・。
番組は ここで 終わりました。
人の心、こどもの心は きっと ねこ以上に 繊細で感じやすいと 思います。
大人が 忙しさを理由にしないで 大切な子ども達に
心を伝えていきたいと思いました。
あなたは どう思われましたか？
