どこまで こどもに手を出しますか〜

日常の中で、親が こどもに対して、どこまで 任せて、どこまで 
親の考えでやらせようとするか、こどもの成長を考えると 判断に
迷う場面も あります。

お子さん、それぞれですので いちがいには 言えませんが、
先日 こんな話を 聞きました。

あるお母さんは、こどもが出かける時に やや肌寒かったので
上着を持たせようと しました。
でも、お子さんは
「寒いけど、上着は いらないよ。」と きっぱり。

お母さんは 今までだったら 「何言っているの!」と言って
上着を持たせたそうですが、
ここは じゃぁいいか、と思って それは受け入れながら
靴下だけ、持たせたそうです。

さて、・・案の定 お子さんは風邪を引きました。

そんな時、「だから、言ったでしょ!」と 責めないで くださいね。(ここが肝心!)
なぜなら、小さな失敗から お子さんが学ぶチャンスなんですから。

お母さんは、やさしく 「風邪を引いちゃったね。
上着を置いて行ったからかも しれないね。」 と静かに言ってみてください。
安心して話ができる環境があれば、お子さんも、素直に 「そうかな・・・」という気持ちになれると思います。

このお子さんは、その後、逆に 別の時にお母さんに向かって
「お母さん、薄着だと 風邪を引くよ。」 そう 言ったのだそうです。

頭ごなしに やらせるよりも、自分の体験から学ぶことは 自然に身につきます。
失敗を責めないで 次の時にそれを活かせるように してあげれば いいのです。
お母さんを心配してくれたお子さんを ほめてあげることが できますね。