こども同士の関わりの中で こんな話を 聞きました。
大好きな友達が ちょっと ぶったり、かんだり
おもちゃをとってしまったり 一人だけお菓子をあげなかったり
意地悪のように 思えることをすることが ありました。
やられる方のお母さんは、(少し離れたほうが いいかしら・・)と
思いますが、こどもは 相手の子が大好き。
ぶたれても かまれても
友達の所に 行きます。
こどもが、誰かを ぶったり、かんだり・・・
その子のお母さんは いつも 友達のお母さんに
「ごめんね。」
と謝っています。とても 優しいお母さんです。
意地悪をしてしまう子どもの気持ちを
そのお母さんも 何となく、感じていました。
「わたしが 妊娠をして、なかなか かまってあげられないからかしら・・?」と。
実は、そのお子さんは こんな事を言っていた そうです。
「ままに もっと 好きになってほしい。」と。
どう 思われますか?
ままは、この子が 大切で もちろん大好きなのですが
こどもは 「もっと・・」と 思っていたのです。
今 お母さんの愛情を もっと感じたい時、なのだと 私は思います。
妊娠の影響も あるでしょう。
お子さんの気持ちに 気がつくこと、大事ですね。
大切なのは、気がついたら その後
お母さんが それに もう少し応えてあげる行動を
お子さんのために とって あげること。
何かを してあげて、お子さんが満足できる時間を
作ってあげることです。
何が できるでしょう?
ちょっと意識をすれば その時間を持ってあげることは
どうでしょう。
そうすると こどもの 意地悪な行動は 少しづつ減っていく方向に
いきそうです。
無理に こども同士を 引き離すことはないと思います。
意地悪と言っても いろいろなケースがあります。
まずは、それぞれのお子さんの 今の状況を振り返ってみること、その中で
こどもが 今どんな気持ちでいるのか それを 理解してあげようと
思って 言葉をかけてみませんか。