こどもに なるべく ほめてあげているのに、
ちっとも 嬉しそうな返事が
帰ってこない という お母さんの声を聞きました。
たとえば
「そんなこと ない!」
反抗的な 返事は
これで いいのかしら、と不安になってしまうと お母さん。

誰でも 素直な気持ちになれない時が あると思いませんか。
今 そのお子さんが その時なのでしょう。

コーチングの「聴く」は、ただ聞く 聞き流すのでは なく
もっと積極的に こどもの言葉の奥にある気持ちに耳を傾けて 聴くことです。

言葉で「そんなこと ない!」、と言いたい気持ち、原因があります。
そこに 意識を向けて 聞いてみてください。
おこさんの どんな気持ちが 伝わってきますか?

その時、その前に どんな事があったのか、さらに前に 何があったかしら・・
と 少し時系列で 振り返ってみると
なにか 思いつく事があるようです。

このお母さんは、最近のこどもさんとの会話を振り返って、
しっかり こどもの言葉を受け取ってあげないで、
自分の言いたいことだけ 言っていたことに
気が付きました。

その分 お子さんは気持ちが 満たされずに
そんな言葉が でたように 思います。

「ほめること」は こども達に元気を与えて 前向きな気持ちを広げてくれますから
「聴く」ことと「その気持ちを受け入れること」と並行して
是非 続けていってくださいね。
正しいことを続けているから 大丈夫。
そこから 可能性が開けます。