脳の話〜池谷先生講演から その1

共育コーチング研究会、大会の池谷先生の脳の講演は
とってもわかりやすい 興味深い内容でした。
その他の分科会のことと合わせて 少しづつ 紹介したいと 思います。
※当日の様子は、こちらのブログへ (9/25に写真載っています)

世界数十カ国の統計では、日本のこどもたちの学力は
知識量や正確さを求める問題では それほど大きな低下は見られず
低下したデータが出ているのは 読解力で
何も書かなかった子の割合は 15.2%も あったそうです。

だとすれば、教育は これは 〜ですよ、と教えますが
それだけで いいわけでは なさそうです。

池谷先生は
教育は、情報を提示しないで、隠して悟らせることも 大事で
その隠し方が 今問われていると おっしゃっていました。

何を隠すか?そこに 伝える側の技量が 問われている。と。

1を教えて9を知る、と言いますね。
うまい1を教えることで、9はわかるようになる。

何を隠すか?という所で こどもに問いかけをしていくコーチングの
有効性を 私は感じました。

別の話題では、
親のやる気と こどものやる気の相関関係を示した
グラフを 見せていただきました。

教育に対する親の意欲が 
とても高い・・・あ
 高い・・・い
 普通・・・う
 やや低い・・・え

クイズです。あ〜えの親がいた時、こどものやる気が 高い順に
並べ替えたら どうなると 思いますか?

答えは、こどもの意欲が高いのは「う」の親、えといは同じくらい、こどもの意欲が低いのは
あの親、だそうです。
(そこには 原因がありそうです。)
ちなみに、池谷先生は 小学校5年生の時の漢字テストの点数は1けた、
ご両親は、まさに 普通・・・うの家庭 に入るそうですよ。
そして もう1つ、お伝えしたいのは
3度の食事は いつも 家族みんなで 食べていたそうです。
このことを あなたは どう感じますか?

脳という漢字、訓読みをご存知ですか?
私も初めて知ったのですが、「なずき」だそうです♪

この続きは その2に。