前回は、好奇心の芽を伸ばす 小さな環境を作ってあげること
を 書きました。
もう1つ、言葉をかけて こどもの好奇心を広げることも できます。
こんな事が ありました。
3歳の男の子は、ある日 お母さんのお手伝いで
台所で お皿を洗ってくれていました。
やがて やけに 大きな水音が聞こえてきます。
「あれ?」と思って お母さんが そこへ行くと・・
男の子は、自分の手の親指と人差し指をくっつけて
小さな○を作って、その○の中に 水道の水を流して 見ていました。
男の子「ねぇ、ねぇ、お母さん。ほら。見て!」
お母さん「どうしたの?」
男の子「ほら、ね。 すごいでしょう?ほら、ね。」
もう得意顔です。指の間を流れる水に 男の子は惹きつけられていました。
とっても こどもらしい気持ちですね。
お母さんは その事に興味を持った事に関心したそうです。
(当たり前よ、な〜んて 言わないでくださいね。)
さて、こんな時 その興味の気持ちを ちょっと広げてあげてみませんか?
質問をするんです。
「お水は、どんな音に聞こえるかな?」
「もう少し 水道の蛇口を広げて(狭くてして)みたら、どうなると思う?」
「このお水は ハサミで切れるかな?」
「じゃ、やってみようー。」
そんな話をしながら 一緒に興味をもって聴きながら
実験をすることも 楽しそう♪
こどもの目に映った小さいことの中に お母さんが 興味や関心を示しながら かかわってあげると
こどもの興味も どんどん豊かになっていきますよ♪
いろいろ きっかけを作ってあげられそうですね。