チケットをいただいて、「象の背中」という映画を
見てきました。
余命あと半年、と がん宣告を受けた一家の父親の
生き方を描いたものです。
もしも、あと半年の命と言われたら、
あなたは 何をするでしょうか?
私の実父がそうでしたが、残る母とこどもの家族のことを考えて
身の周りや家のもろもろの整理をし、
遺言のビデオ撮影をし、病院でお世話になった先生がたに
先にお礼をしたこと 一緒に散歩したことが いろいろ 思いだされます。
さて、映画の父親は ・・・
今まで自分が出会った人に 伝えたかった思いを言葉で
届けるために 「会って気持ちを伝える」ことを始めました。
中学生時代の友人に 「あなたは わたしの初恋の人でした。」
喧嘩別れして 十数年会っていなかった兄に「お願いがあるんだ。家族をよろしく・・。」
高校時代喧嘩した仲間のところにも・・・浮気相手にも・・
会社をやめた人には
「あなたが 会社をリストラされる前から 私はそれを知っていたんです。
黙っていて 申し訳ない。」
「人って、感謝するだけじゃなくて 謝らなきゃなんないことが いっぱいだなぁ。」
心の中に本当は持っている大事な気持ちを 伝えないまま
世間体や 形を整える言葉が 先行することが よくあるように思います。
怒る事も、「あなたを心配していたから」「あなたが大事だから」「あなたがそんな事をして 悲しかったから」
「あなたを見ていて 不安な気持ちになったから」
だから、怒りがこみ上げます。
でも、案外 怒る前のこどもを思う 愛メッセージは、伝えないことも多いです。
一番こどもが聞きたい言葉は
「お母さんは あなたが大好きなの。だから・・」そんな気持ち、きっと。
一番最初に いつも 伝えてあげたい言葉だなって 思います。
言葉で聞いて 初めて、こどもは安心したり、素直な気持ちになれるのでは
ないかと 思いました。
1日に1つ 愛が伝わる言葉を お子さんに届けませんか♪