困った時に手助けする子育て〜その2

(前回の続きから〜)

困った時だけ 手助けを始めていくと
こどもも だんだん自分の事を自分で 考えるようになっていきます。

それができてきたお母さんは 以前を振り返ってみました。

 誘導してうまくいかない時には
「何でわたしは だめなんだろう・・」と 自分にも腹が立つし
できない子どもにも いらいらしたりとか、 
「何で こんなできないのよ。」と 思っていたんですが
ささいな事でも できた方に 目を向けたほうが、こどもも 自分自身も
楽だし、落ち着いていられるようになったそうです。

逆の(子どもの)立場に立って
「それを言われたら どう思う?」と お子さんの気持ちを
思ってみる姿勢も 自分の中に できてきました。
「あ〜そう言われたら、私だって いやだよな〜。
こどもだから じゃなくて、人間として いやだよな〜・・。」とわかりました。

はがゆい所は あるけれど、
それは 子どもの資質抜きで こういう子どもになってほしい!という
希望することの部分で、
もっと はきはきしてほしいとか、積極的な子になってほしいとか・・・
(こういう思い ありますね)
でも、それは お子さんの資質からすると 難しい部分なのかな〜
と思いなおして

これから お子さんが 自分をしっかり持ってくれれば
困難にも立ち向かえるかな〜 そんなふうに感じているそうです。

うまく回り始めたという お母さん。
それは ご自分の考え方を変えたところに 出発点がありました。
あなたは どう思われますか。