子どもが何かを決める時、一緒にいる(思春期)〜

だんだん子どもが成長すると 親から離れて、
友達と一緒にいることを 選ぶようになってきます。

うちの子どもたちも、思春期の後半になりました。
親が知らない世界を それぞれ持っています。
でも、時には 一緒にいてほしい、話したい時も あります。
いつもじゃないんですが、
そんな大事な時を 親が見落とさないように、
いつも 様子を見ながら・・・

さて、昨日は 長女がいそいそと
友人との旅行の計画を立てていました。
パンフレットをどさっと 持ち帰り、
インターネットで情報を集めて、
ツアーの値段を比べたり、足の便を考えてたり・・必至でした。
こういう時って、ちょっと 誰かの意見も 聞きたくなりますね。

気がつくと、主人が一緒に 相談にのっていました。
泊まる所は あっちがいいとか、これはどうだろう・・と
インターネットの前で しゃべり
テーブルの所で パンフを見ながらしゃべり
あっちと こっちでしゃべり・・
何かを決める時、誰かがそばにいると 決めやすかったり、
アドバイスしてもらって、自分で決める手助けになりますね。

私が寝た後も 2人で話していたそうで
朝、主人いわく 「もう夜中2時まで 話しちゃったよー。」 お疲れ様。

同じ日、次女は 進路選択で迷っていました。
どうするのか、決めて学校に用紙を提出する日が来ています。
選択科目では、1つ選ぶと 他が決まってくるものがあったり
受験科目のことや、将来の仕事は何をしたいのか
だんだん考えることが 大きくなって かえって迷ってしまいました。

わたしは、アドバスというよりも、
自分自身が、どういう選択をしながら どういう人生を歩むことに
なったのか、体験談を 順を追って話しました。
実際に起こったことなので、よく 聞いていましたよ。

何を考えて 大学の学部を決めたのか、
卒業して 2年間働いた後で、もう1度 大学の聴講をしたことや
好きな仕事を続けていても、生活との関わりのなかで
辞める事もあったこと、子育てが一段落して今感じていることや
仕事をすることの意味などなど・・
他の知人の例も 入れながら。

やがて、次女は 学校に出す用紙に
いつの間にか 自分で決めた答えをだして 持ってきました。
わたしは サインして 捺印するだけ。

思春期、難しい年齢ではあるのですが
親が一緒にいてあげれば 子どもは、自分で決める力をもっていると
感じた日でした。