高校生への言葉かけを変える〜

東京は 朝から雪になりましたが、日曜日の今日
いかがお過ごしですか?

大学生と高校生のお子さんがいる
お母さんの話です。

地方は寒さが東京以上に厳しく
高校生の息子さんの部活動は 帰りが遅いので、 
お母さんは 時々
迎えに行く事がありました。

その時は、(しょうがない。行ってあげるわ!)
ちょっと恩きせがましい気持ちだったそうです。
でも、一方では
「(本当は、行ってやりたい。でも 甘やかしちゃいけないし。。)
の気持ちの葛藤も あって、その自分の葛藤を
こどもにぶつけていたのだと 思います。」

でも、こどもを認めてあげるために 自分に何ができるだろうと 思い、
「どうせ行くんだったら、気持ちよく行ってあげたほうが いいな。
今だけかな。」
お母さんは 自分がそう素直になろうと思いました。
声を1つかける時も 優しく、
「今日も寒いね。寒そうだから 迎えに行こうか。」という具合に。
「その方が、自分も気持ちいいし、あの子も気持ちいいから。」

数日続く やり取りのあと・・・

お母さんが、忙しい中 お迎えに行った時は
風呂掃除がまだだったり します。
お母さん「あ、ごめん。お風呂してないから、やって。」
と言うと・・・
息子さんは 疲れていても 素直にやってくれるように なりました。

お母さんは 思いました。
息子さんが 素直になった、まるくなった気がすると。
みんなのいる所で テスト前に勉強していた時にも、
自分が(言わなくても できるんだな〜)と思えるようになったそうです。

息子さんからは とげとげしさが抜けて、甘えるようにもなったそうです。
「あ〜もう筋肉痛だから 肩もんで〜!」
と言ってくる回数が 増えたそうです。

娘さんと違って、高校生の息子さんとのスキンシップは
なかなか とれません。
ですから、肩もみ おススメです。
自然に甘えられると より心が満たされますし、お母さんの愛情も伝わります。

そして、息子さんは自分の思い描いている夢を ころころ変わりながらも
少しづつ話すように なってきたそうですよ。
お母さん自身、その時間が 嬉しくて
一緒にお母さんの 体験談も話したそうです。

今 お互いの関係が とても良好な感じがしているそうです。