こどもの言葉をだんだん具体的にする〜

風の強い1日。とても寒かったですね。
なんだか、冬に逆戻りしたような 感じになりました。
でも、木の芽には すぐ近くまで春が・・。

 さて、こどもは 小さい頃は、言葉の語彙数もあまり多くありませんし
表現も うまくできません。

それを 広げて、豊かにしていく1つの方法が
言葉の塊を だんだんほぐしていくように
小さな言葉の塊にしていく チャンクダウンのスキルです。

たとえば、こんな感じです。・・・・
子「おかあさん、どっか 行きたい!。」
まま「どっか、行きたいんだ。どこに行きたいの?」
子「公園がいい。」
まま「公園に 行きたいのね。
じゃ、どこの公園がいいのかな?」
子「この間、行ったところ。」
まま「この間行った、○公園ね。」

お母さんが 質問をしながら、お子さんの「どっか」という表現を
少しづつ 前の言葉を受けながら
より具体的に していきます。

もっと 聞くとしたら、
まま「何を持っていこうか?」
子「お砂場道具!」
まま「お砂場で遊びたいんだね。いいね。
 道具はいっぱいあるけど、今日はどれを持って行きたいの?」
子「コップがいる」
まま「コップだね。何色のコップがいいなか?」
子「青!」
まま「青いコップ、いいね。今日はいくつ持って行く?」
子「2つ!」
まま「そう、2つね。」

より具体的に質問をすると、お母さんもお子さんも
だんだん 同じ「どっか行きたい!」のイメージを持てるようになりますね。
この場合でしたら、
「どっか行きたい!」は、質問を丁寧に続けていることで
「この間行った○公園に 青いコップを2つ持って行きたい。」
という事が わかりました。

ママも理解ができますし、
お子さんも自分で納得できます。そして、言葉の表現力が
少しづつ ついていきます。
自然にやっていること・・かと思います。
できる場面で、使ってみてください。