こどもの代わりに、やってあげること〜

風の強い1日になりました。
でも 桜の木は 堂々と咲いていて 1番きれいな時期ですね。

さて、お母さんが お子さんの事とわかっていながら
やっていることは いくつ ありますか?

朝、起こしてあげる。
食事中 こぼしたおかずを 拾ってあげる。
洋服を出してあげる。
おもちゃを 片づけてあげる。
靴をはかせて あげる。
歯を 磨いてあげる。
・・・
年齢にも よりますが、
それを いつまで 続けたら、自分で できるようになると思いますか?

さて ある小学生の娘さんの話です。
彼女の携帯電話が充電されていなかった時がありました。
いつも、気にかけて お母さんが充電しておいたり、
娘さんに頼まれて お母さんがしていました。

ある日、学校へ行く直前、携帯の充電がなされていなくて、
娘「なんで携帯充電してないの!」
お母さん「頼まれてないけど」
娘「いつもやってくれてるのに!」
お母さん「それは誰の携帯?ママがいつもやらなくちゃいけないの?」
娘「だって、やってくれるじゃん」
お母さん「頼まれていないのに、やってないからってママは怒られるの?
 おかしくない?」
「だれの携帯で、誰が充電しないといけないの?これは誰の問題?」
娘「私の。。。」
お母さん「今日は出来なかったけど、気が付いたときはやっておくことはできるよ。
でも、忘れることもあるからね。」
娘「わかった」

お母さんが やってあげることは、お子さんにとっては
当たり前になりがちですが、
「きっかけ」がある時に、こんなふうに お子さんに質問をしながら
区別をしてあげると、理解ができると思います。

頭ごなしに言うのではなくて
お子さんが ちゃんと納得できるように 考えてもらう会話をすると
次から 自分の責任で行動できるように なっていきます。

自立の過程で 自分でやる事の責任は 自分にあることを理解する
ことも 大事です。
丁寧な双方向の会話の中で こどもの理解は深まります。
あなたは 何か 区別したいことは ありますか?