子どもの決断を見守ること〜その1小学生

2日ほど、ブログのページが開きませんでした。
機械ですから こういう事も あるものですね。
さて、わたしの大事な友人ママから こんな話を
聞かせていただきました。

 子どもが何かを始める時、すぐに「わたし、やりたい!」と言って
乗ってきて、決断が早いのは 妹さん。
お兄ちゃんは 小さい時から 始めてしまえば なんでもないのですが、
まず 始めの1歩を踏み出すまでに
時間がかかる お子さんでした。
心配や不安がよぎって、それは 勇気がいることでした。

たとえば、幼稚園の時には
正門の前まで来て、「どうしようかな・・・。」
そう 迷って、中に入りません。
お母さんが 背中を押すような言葉では 動けないのです。
「きょうは 帰る。」
そう言って 帰った日も 何日もありました。
お母さんは、その気持ちを理解して 無理はせず
そのまま家に帰った日も けっこうありました。

小学生になって、短期の水泳教室の当日も
着いてからが 動けません。
「やっぱり やめようかな・・。どうしよう・・。」
おかあさん「どうするの?」
「ぼく、泳げないし 大丈夫かな?」
おかあさん「大丈夫よ。泳げないから、ならいに来たんだよね。」
「でも・・。」
この時は 最後の最後に ぎりぎり やってみる事を
自分で決めて、終わってみれば、元気な声で
「お母さん!今度は いつなの?」
の返事。
いつも 後からは大丈夫なのですが、始めの1歩を決めるまでに
時間がたくさん たくさん 必要でした。

妹さんは 先にピアノを習っていました。
その時、お兄ちゃんは 迷って決められなかったので
おかあさんは それを受け入れました。
すると 突然 5年生になって
「お母さん、ぼくも ピアノを習おうかな・・」と 小さな声で。
おかあさん「えっ?ピアノを習いたくなったの?」
「でも、今からじゃ、だめかな・・。もう 遅いかな・・。」
心配そうに 言いました。
おかあさんは 先生に相談をすると いいですよの返事。
お兄ちゃんは、お母さんに言われた時ではなくて
自分がやりたいと思って 5年生から ピアノのレッスンを始めました。

今は 自分からピアノに向かって
妹さんより、ずっと一生懸命に 練習するんだそうです。
人にはないしょで 隠そうとするそうですが、
でも 本人は とても 満足して ピアノを家でひいています。

自分の不安の気持ちを乗り越えながら 次にまた「やりたい!」と言える
お兄ちゃんの成長を支えるものは
あなたは 何だと思われますか?
小さな体験を 積み重ねながら、確実に 前進をしていますね。
お子さんをよく理解して あせらないで 見守る、それが 言われてからでなく
「自分から」という
主体性に つながっていますね♪

中学生になって・・は 次回その2に お伝えします。