子どもの小さな承認のチャンスを見つけること〜その1

高校生の娘が 私と一緒に買い物にいた時に買った 
ヘアピンをしていました。

わたし「この間買ったの、つけたんだね。」 
 (気づいたことを伝えます)
娘「もう、やってたんだよ〜。」と にっこり。

わたし「2本をクロスにして 留めるのがポイントだね。」 
「ふつうのピンより短くて、小さな飾りが ワンポイントで可愛いよね〜。」

その翌日は わたしは いつもと違っていることに 気づきました。

「今日は、2本のピンを平行に留めているんだね。 きょうは そういう気分なの?」
よく見ると 興味もわいてきて、会話は続きます・・。

そばにいたおばあちゃんは
「だんだん お姉さんになって センスが良くなってきたね。」 と言いました。
娘「前からいいよ!」(笑)

ほめることだけでなく、気づいたこと 見たままの事実を伝えることも 承認です。
毎日よく見ているから わかることも あります。

生活の中で 言葉は 流れていきます。
こどもに注意することは 山のように ありますが、
いい所探しのタイミングは その時に見ていなかったり 聞き洩らすと 過ぎ去ります。
言わないと 何もなかったように過ぎ去ります。

よく見て 一瞬を聞きもらなさないようにして ほめる所をみつけたい、
それを伝えて 笑顔で会話を終わりたい。
いつも 心にあることです。

お母さんは あなたに注目して、あなたを見ているよ。
あなたを大事に思っているよ、という気持ちを
たくさん 言葉で 伝えてあげてくださいね。
よく 聞くように意識するだけで ずい分チャンスが増えてきます。