きょうは 部屋の片づけが とんでもない状態だった娘。
何度 言葉をかけても 耳から抜けていました。
言葉が 足りないな・・・そう感じて
片づけをする事の大切さを 少し いつもより 丁寧に話しました。
そのあと・・・ 出かけて帰ってくると、
机の上が 久しぶりに
すっきりと 片付いていました。

さて 前回の「ビッグツリー」の内容から〜

さまざまな家庭の事情を抱えた佐々木さんは、
ある時 雑誌の取材を受けました。
また 依頼をうけて 講演もしました。

自分の家族が すごく上手くいっていたら 誰でも笑顔で 話をするでしょう。
でも逆に、
上手くいっていないと自分で感じる時、
家族のことを話すことは 自分にとっては 気恥ずかしい。
自分に弱味が あるというか、会社に知られたら マイナスになるかもしれない・・
そんな気持ちが よぎったそうです。

でも 佐々木さんは 正直な気持ちで 話をしました。

すると・・・何が変わったでしょう?

たくさんの人から 「わたしも〜〜なんです。」
「うちの子は〜〜です。」と 打ち明けられました。

また 家庭の事情を初めて知って
「それで 君はいつも、すぐには夜のつきあいを しなかったのかが、わかった」
とも 言われたそうです。

言葉で 話したから わかったのですね。
話さないと、特に 家庭の事情は なかなか見えません。

同じように 家族でも 言葉が少ないと 本当の真意はわかりません。
うちの娘の場合もそうでした。
たくさんの言葉で話して やっと いいたい事が 相手に伝わるのです。

思いこみで 受け取られないためには 丁寧に話をしたいと 思います。

ちょっと 勇気がいることですが、
言葉で 家族の悩みを 話してみると
自分を理解してくれる人が いることに 気がつくでしょう。
そうして 人と人の小さな「つながり」のきっかけに なります。
そして そのきっかけは だんだん 安心できる場所に なっていくように思います。

それは あなたの身近な人でしょうか。親友?思いうかびますか。
家庭支援センターや 電話相談の場合もありますし、
同じ子育てをするママ友達かも しれません。
わかってくれる人がいます。
どうぞ 話をする そんな勇気を 出してくださいね。