今日は、中学生と一緒に
話をする時間が ありました。
将来、小学校の先生になりたいと言う女の子。
わたしが、「いつ頃から そう思ったの?
何か きかっけになったことが あるの?」
と聞いてみると・・
「小学校の時に、障害児学級ができて
そこへ 手伝いに行ったんです。 わたしにも できるかなって。
その時、先生が
『あなたは 小学校の先生に 向いているわよ。』と
言ってくれて わたしも そうしたいなっと 思いました。」
さらに「6年生の担任だった先生みたいな 先生になりたい!」
そう話してくれました。
何を子どもに伝えるか、子どものどんなお手本に なるのか、
大人の言葉 とても大事ですね。
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さて、最近 わたしは 知人との会話で 失敗した体験がありました。
参考になれば 嬉しいです。
電話が鳴り、友人の大きな声が 聞こえてきました。
ずいぶん 感情的になっている様子です。
「ねぇ、ちょっと 聞いてよ。
わたしは わざわざ 時間をとって 〜やって 準備していたのに 先方は
それは できないって言うのよ。
もう!! ひどいと 思わない?
また やり直さなきゃ、ならないのよ!こんなに一生懸命やったのに〜。」
訴えるように わたしに 話し続けました。なかなか、感情も収まらない様子で。
わたしは、聞きながら 共感し
「それは ひどいわよね〜。」と うなずきながら
話を聞いていました。
わたしは 様子を聞く時間を 持って、
それから (だとしたら、どうしたいいかしら?と 思って)
「その方法がダメだったら
〜いう方法は どうかしら?」
と、友人に 解決するアイデアを 提案しました。
さて、後日 友人のこんな声が 聞こえてきました。
「わたしは ただ 聞いてほしかっただけなのに、
全然 わかってくれないんだから・・・ひどいと思わない?」 と
別の友人に
私が 話を聞いてくれなかったと 訴えています。
一瞬 耳を疑いました。 (え?聞いていたのに?どういうこと?)
この事から 学んだ事があります。
聞いてほしい彼女の感情的な気持ちは とっても大きいものでした。
ですから、ペースを合わせて 大きくうなづいて 長くその気持ちを受け止めて
あげたら よかったでしょう。
でも、わたしは 確かに 解決に頭がいってしまい
彼女が 気もちが 落ち着く前に 提案をしたことに 気づきました。
しっかり聞いて わかってくれた私、ではなくて
聞いてくれずに 提案をしたわたし。として 伝わっていたのですね。 反省しました。
ペーシングという言葉が あります。
話のペースを 相手に合わせることを いいます。
気がついたら それで OK。 次は 改善です。
幸い、コミュニケーションは 言葉を十分 受け取らずに 落としたと思っても、
また 拾う言葉を かけることが できます。
お陰様で、彼女との関係も 以前と 全く変わりません。
こどもとの コミュニケーションでも
同じようなことも あるかと 思います。
一緒に学びながら、どうぞ 暖かい会話を していきましょう♪ ファイト!