思春期になり 行動半径も広がると、
帰りの時間が 遅くなる日も 出てきます。
以前ですが 子どもが 先輩に相談事をしていると わかっている時、
時間のことは言わないで それが
よかった時が ありました。
息子2人を育てて 娘がいなかったおばあちゃんと
父親は 娘の帰りが 遅いととても 心配します。
私は いつも 小まめに携帯メールで 確認をとります。
さて、娘の帰りが遅い時が 数日続いた時、
おばあちゃんと お父さんは 口を揃えていいました。
「こうは言いたくないけど、
帰りが遅いと、中には悪い大人もいるから
スキを狙われるんだよ!」と。
「スキを狙われる」ことが、どういう事か 1度
子どもにわかるように 話をすると いいと思います。
親として 心にとめたい事は 何でしょう。
思春期は 大人になる成長の過程として
学校や大人社会に対して 矛盾や戸惑いを感じて
小さいことで 気持ちが 揺れ動く時期でも あります。
心に満たされない気持ち、いらいらした気持ち、怒りの気持ち
を 抱えている時も あるでしょう。そんな時・・・
人は 逆に
満たされたい、受け入れられたい、楽しい気持ちになりたい・・と
それを行動に ぶつける事が あります。
夜出かけて、同じような気持ちの仲間と共感しあったり
自分の 不安を紛らわす事を してみる行動も 見かけますね。・・・。
その経験がある スキを狙っている大人は、
その 子ども達の 流されやすい
心の 不安定な弱さを 知っています。
優しい態度で 接したり、優しい言葉をかけると
「(誰だかよくわからないけど)それじゃ・・」と
ついて行ってしまう事も 知っています。
親のように 見返りを求めない 本当の愛情からくる 優しい言葉。
逆に 心ない大人のように 下心があるうわべだけの 優しい言葉の 違いは
不安定で 愛情に満たされない子どもの心では
見抜くことは なかなか できません。
だから、安定した気持ちでいられることが 大事なんですね。
安定しているという事は、自分の考えをちゃんと 持っていると
いうことです。
悪い誘いがあっても、流されないで 断ることができるでしょう。
不安定だと 自分がしっかりできていないので
それだけ 他人に流されやすくなります。
良くないと気づきながら 大きな声で迫る人の声に
従ってしまう弱さが あるのです。
ですから、思春期は 子どもを尊重してあげながら
目と耳を 向けて
話を聞いてあげて、たくさん認めてあげたり (聴くと承認するですね)
質問をしてあげて 子どもが 1つ1つ 自分の考えを 話すチャンスを
作ってあげる
その環境が とても大事だと 私は思います。
みんな 自分の壁を 乗り越える力を 持っています。
わが子を信じて ちゃんと向き合って 愛ある言葉を伝えていきましょうね♪