見ているよ、という大きな承認の言葉〜 その2

前回のAさんの 続きになります。

Aさんの油絵が 9割以上の完成に近づいてくると、
公園を散歩する人たちが
足を止めて 思い思いの声を かけてくれるそうです。
中には絵の注文をされる方も・・。
お年寄りが 多いそうです。

「自分が 好きっていう絵には めったに会える事が
ないけど、これは 好きって思える絵だわ。」

そんなある日・・一人のご老人は言いました。

「私は 2か月くらい 心臓発作で入院していたんだ。
あなたの絵を見て 死ねれば、これほど幸せなことは ない。」
Aさん「ちょっと 待って下さい。
絵を見て 元気で健康で いらしてください。」

「私はね、何年も前から 橋の時から あなたを知ってるよ。
(それは 10年も前のことだそうです。)
前に あなた のげしの絵を描いていたでしょう。
それから 弁天様も 描いていたでしょう。」
Aさん「はい、そうです。あ、あの時の・・」

見ず知らずの人が 心を向けて ずっと 絵を見続けていたこと。
感動が 広がりました。
認めるって こういう事なんですよね。

また 声をかけていいものか、どうか 遠慮しながらも 話しかけて
「話が出来て 良かった。」
と 満足して 帰ったご夫婦も いました。

Aさんのお母さんは
「それは あなたにしか できない事だから やりなさい。」
そう 応援してくれるそうです♪

家族でも 家族以外の人でも
大きな承認は 今を生きる エネルギーになりますね。
温かい眼差しが ずっと続いていることの 素晴らしさを 感じました。
あなたも 毎日 大切な人を承認する人に なりませんか?