見せかけの承認と若者の気持ち〜振込め詐欺

TVで 振り込めさぎをする仲間になる
若者が増えている というニュースがありました。

普通の若い人がいつの間にか
悪いと知りながら 振り込めさぎにはまってしまうには
犯罪グループが人の心理を利用した
原因があります。

1つは 友達を欲しがっている寂しい気持ちのある
人に声をかけているのだそうです。
人はいつも 誰かの中にいて
自分を (存在を)認めてほしいと思っています。
それを逆手にとって、見せかけの承認の言葉をかけます。

振り込めさぎをした時に
「よくやった、よくやった。君はこの仕事に向いているよ!」と

たくさん認めてもらえた若者は 嬉しくて
また、やろう!と思ってしまうのだそうです。

もし、家では(たとえば・・)
「この時間まで 一体何やってるの!!」「部屋の片付けくらいしなさいよ!!」
怒られる言葉を 聞き続けていたら どっちを選びたくなるでしょう。

そして 認められた上に 収入も得られますから
これ以上のことはないのでしょう。

愛され認められていることを こどもが感じないまま 生活をしていると
不安な気持ち、不安定になります。
人の心は弱いもので 心の隙間ができます。
そこに つけこむ大人が いるのですね。
見せかけの承認でも ついて行ってしまうのます。
それは 若者がきっと1番待っていたものだから・・。

存在を認められ、愛情を実感して育った若者は 安定していますので
冷静に ちゃんと自分の判断でいい悪いの判断から 断ることができますし、
他人の言葉に 流されないで、行動ができます。
 
最後に TVで こんな言葉に 出会いました。
「幸せの原点は・・
家族と感動を共有すること。」と。

親子で お互いの話をたくさん聞きあい 
認め合うことば たくさんの承認の言葉を 
いつも掛け合える関係になりたいですね♪