「お母さん、どう思う?」のあとは〜

3年生のA君は、学校の玄関で
友達がじゃれてきたので「やめて!」
そう言って、友達を少し押すと 関係のない子にぶつかってしまい
逆に 怒られるはめに なりました。

家に帰って 早速お母さんに 
「お母さん、どう思う?」と言いました。
それを聞いて お母さんは言いました。
「やめてだけじゃなくて
筋道を立てて ちゃんと伝えなさい!」

 (「ちゃんと」って何なんでしょうね。と後で おかあさん)

A君は 言いました。
「ぼくばっかり責めるんじゃなくて
どうして 『いやだね』って、言ってくれないの!!」
「ママは どうせ ぼくの事なんか、好きじゃないの。」

ママは、学校のこと、友達のことになると
つい自分が身を乗り出すことに・・。
そういう事が起こらないように 予防しようと思ってしまうそうです。

あなたは A君の気持ちを どう思われますか?
この問題を 解決するのは 子ども自身のはず。
その経験が 成長する 自信をもつとても大事な時間になります。
こんな時は お子さんを信じて
しばらく 見守る時間を持ってあげてみてください。
困って 「どうしよう?」の声が聞こえるまで。
自分で乗り越えられる時も いっぱい あるのではないでしょうか?

この日、A君は 「いやだね」って わかってほしかった気持ちを
素直にお母さんに言えました。
それは、A君のお母さんとの関係が 日ごろから ちゃんとできているからと
私は思います。
あわてないで 大丈夫。 
信じる気持ちをいつも持って 今の気持ちを認めてあげてくださいね♪