笑顔になれる承認と なれない承認の言葉〜

雨が続いて 寒かったですね。
昨日はひな祭りでしたが 楽しい会話はありましたでしょうか。
季節の行事は 大事にしていきたいですね。

さて、小学生のBくんが お母さんと一緒に
大好きな電車の本を買いに
本屋さんに 行った時の話です。

お母さんが お金を 渡そうとすると
「いやだ、いやだ。」と B君は言いました。
お母さん「これは B君のものだから 
「自分で 買ってきてごらん。」と もう1度 言ってみました。
どちらかと言うと B君は 普段 弟の力を借りて 
やっと動けるような 臆病なタイプとか。
B君は「やだ、やだ。」と また言いました。

すると 近くでそれを見ていた 知らないおばさんからも
「がんばれ!がんばれ!」の声が かかりました。
B君「こんなおばさんに言われんの、イヤだよな〜」
お母さん「知らない人が 応援してくれるって、 嬉しいことなんだよ〜。
応援してくれるんだから がんばろう!」

お母さんが無理をして言うと B君は なんとか頑張り、
お金を払って 自分で本を買えました。
お母さんは
「よくやったね。」と 承認の声をかけました。

そこで、ぎゅっと抱きしめて終わり・・のはずでした。
でも、・・・
お母さんが近づくと、B君は 足で蹴ってきて ぶってきて
もう1度 「よく頑張ったね〜」と道で 抱きしめたものの
ぶーぶー言って
自分で買わないといけなくしたお母さんを ずっと責めたそうです。

自分で本を買えたことを ほめてあげられる機会でしたが、
タイミングってありますね。

B君は 始めから いやだと 何度も言葉にしていました。
だから お母さんに 無理にやらされた感が強くあって
納得できないまま
お母さんの承認の言葉も 受取れませんでした。

もしかしたら、「じゃ、少しお母さんが手伝ってあげたら できそう?」
とか 「お金を渡すのだけ B君 やってみるのは どう?」
と サポートの声をかけたり、
その日の気分は無理だと感じたら
「今日は 自分で買いたくない気持ちなんだね。わかったよ。
次のときは B君がお願いね。」で 終わってもいいでしょう。

お母さんのペースでなくて その日の子どもさんの様子を見ながら 
できそうなことを少しづつで いいと思います。
子どものペースに合わせながら 笑顔になれる承認をしてみてくださいね♪
日ごろの観察も その判断に役立ちます。

今日は 笑顔になれる承認を いくつしたいですか?