「お母ちゃんの子で良かった」の言葉〜

小学生のT君は
去年からやっていた チャレンジをやめることに なりました。
その時 お母さんは
「変わりにやれるものは 何しよう?」と 聞いて
「家で 15分間勉強しよう。」と 相談して
100ます計算のドリルと漢字を1ページ やることを決めました。
漢字ドリルは お子さんが選びました。

決めても やらない日もあります。やる日もあります。

秋に 子ども達が大好きな寝台特急の旅行へ行くために
15分できた日は シールを1枚貼る ということにして
「シールが200枚たまったら 旅行に行こう。」と 
お母さんは 約束しました。

たまたま 必死に15分勉強した日が ありました。
その日と自主的に自分から やった日を合わせて
シールが 15個になりました。
その時に お母さんは ちょっぴりオーバーに言いました。

「あ〜すごい。シールが15個になって
あと5個で 20個だね。すごいじゃない!。」
「20個で1列だから、これと同じように
あと10列作っていけば、あっという間に 200個だ!」

それを聞いて 子ども達は すごいのりのりになって
飛び跳ねて 大喜びしました。

「お母さんのおかげだ!
お母さんが そう言ってくれるから、
ぼくは お母さんの子どもで 良かった!!」

お母さんも嬉しくなって
「そんな T君に誉められたら お母さんも 嬉しくなっちゃうな〜」
一緒に 踊りだしました。
仲良く わたしも とっても楽しい時間でした、とお母さん。
(最高の時間♪)

小さな事で 一緒に飛び跳ねて 喜べるって素敵ですね。
お母さんが シールがたまるイメージを
丁寧に説明してあげたので T君も
200枚への 道のりが よく理解が できたと思います。

「ちょっと声かけしないと 子どもはすぐ 忘れるんですよね。」
そんな時は・・・
無理に押しすぎないで
「今日は どうするの?」とか「何時から 始めたい?」
って 自分で始められる 空間を作ってあげましょう。

これから お母さんが
「じゃ、次は 20個になったら 
また一緒に ぴょんぴょん飛んで喜ぼうね。」と言ってあげて
シール5個づつ増えるごとに おめでとう会をしてあげたら
楽しんで できるのでは ないでしょうか?

小さい事でも 子どもって嬉しいのですね。
ものを買ってあげるからでは なくて
お母さんが一緒に ぴょんぴょん喜んであげたら それが1番なのです。
喜びも 2倍3倍になりますね。
そして、日常の小さいことを喜べる人に 育ちます。

最近 今までは返事をしなかった
近所のお店屋さんにも 挨拶の返事を返すように
なってきたそうです。
子どもにとって嬉しいことを 重ねていくと、
お母さんも 嬉しいことが 増えていきますよ♪
あなたは 何を 感じましたか?