親がいない所で こどもは成長している〜

わが家の子ども達は 大学生で
息子は、家電大型店で、インターネット通信の契約を取る
営業の派遣アルバイトを始めています。

同僚に お弁当持参のことを聞かれて
「いや〜おばあちゃんが 作ってくれたんです。」
と思わず言ったそう。
「お母さん、ごめん!」(作ったのは、私)
その正直さが 好きだな〜母。

彼が 初めての仕事の契約が取れるまでは 数日かかりました。
嬉しかったことでしょう。

まだ商品知識が 完全ではないので
「わからなくなったら、先輩に変わってもらうこともあるよ。」
「もっと 早く行って、商品知識を増やしたいな〜。」
「実は、休憩時間が大事なんだよ。
このときに、休憩所で 店の社員さんと親しくしておくと
何かと融通してもらえるから この時間を有効に使いたいんだよね。」 
最近は 「契約をいただくためには
よくお客様を見て、どの人に声をかけるかが
とても重要なんだ。」
「あしたも 連続で契約がとれるように がんばるよ。」
とても はつらつとしています。

バイトの先輩からは
「そろそろ、契約がとれる頃だな。」とプレッシャーがかかったり
「一人でがんばりすぎなんじゃない?」と言われたり
「お前 まじめだな〜」
「チームでやってるんだから、もっと 途中でどんどん先輩に代わって。」
自分が説明をして 最後の契約までとりつけてみたい、という気持ちも
あるんですね。

ライバル会社からは、同じお客様に声をかけてしまって
呼び出しを受けて 叱られたことも あります。
「でも、叱ってることが 理不尽じゃないから、わかるんだよね。
お互いの会社が、同じ職場の中で みんなが気持ちよく仕事するために
あえて注意しているって 感じるから・・」。

家でその話をすると、主人が
「僕も、同じように メーカーに勤めてた時に
販売員の女性に呼ばれて 注意されたことがあるよ。」という
話にも発展しました。

「でも、みんな いい人なんだよね。いい職場だよ。
だんだん 仕事が面白くなってきたよ。」と息子。

というわけで、まだ1ヶ月も経ちませんが
人間関係にかかわることを いろいろ子どもなりに感じ取って
もっと こうした方がいい、次はこうしよう
 ・・毎日体験から 学んでいます。

私には 経験のない営業の世界の話なので
聞いていて とても興味深い!です。
怒られても へこまずに 前向きにがんばる気持ちを 持っているのは 
バイトですが職場の人のコミュニケーションのあり方の
おかげと 思いました。あ〜有難いこと。
子育てにも 参考になることが ありそうですね。
あなたは どう思われましたか?