子どものごっこ遊びが 日常に活きる時〜

今日は 東京は雨でしたね。
東京都写真美術館(恵比寿)で 野町和嘉さんの「聖地巡礼」
写真展を見てきました。 祈る姿に心打たれました。
ダライ・ラマ14世著 野町和嘉 写真「ゆるす言葉」より
一部引用〜

「怒りや憎しみでは 痛々しい状況や問題を
解決することはできません。
それらを解決できるのは、
思いやりと真の優しさによる癒しだけなのです。」
「自分の欠点に1つでも 気づくことは
他人の百個の欠点に気づくことより ずっと有益なことです。」

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お子さんは ごっこ遊びは しますか?
C君のお母さんは 自分が子どもの頃よりも だんだん C君が自分の気持ちを
言えるようになっていると 感じています。
4歳のC君は 以前、お母さんと一緒にぬいぐるみを使った
けんかごっこ遊びが 大好きでした。

ぬいぐるみ同士が けんかをして、ぬいぐるみがC君に意地悪をした時に
「そんな事をされたら どんな気持ちなんだよ!!」
C君は もう顔を真っ赤にして 怒って言いました。
お母さん「C君、もう 本気になって怒ってるから これは もうやめよう。」
C君「え、何で?面白いから もっと やろうよ。」
その時の練習が 役に立ったようで・・・

保育園でも 友達から 辛いことを言われた時
「そんな事をされたら どんな気持ちなんだよ!!」
と 言ったのだそうです。

「そうしたら 先生も応援してくれた。」とC君。
「へぇ、良かったじゃない。自分の気持ちが言えて偉いね。
お母さんなんて、前の職場で 言いたいことがあっても 言えなかった。
C君は 言えたね。」

それには お母さんの提案も ありました。
お友達に 嫌なことがあって、それを言えなかったのを
聞いて お母さんは
「自分は こう感じた、っていう事は 言っていいんだよ!。」
と伝えていたそうです。

起きたことだけでなく、それをどう感じたのか
感じたことを 言葉にできるきかっけがありました。
お母さんは「C君が、怒れて良かった!」と にっこり。

あせらないでも 大丈夫。 長くそばにいて 見ていきましょう♪