子どもが宿題をやっていない時に〜

長いGWも 終わりましたね。
お子さんは 疲れていませんか?
ちょっと いつもより よく 見てみてくださいね。

学校が始まるので、C君のお母さんは 一言
「学校の用意、しておくんだよ。」とだけ言うと
1年生のC君ですが、 本人なりにやったようです。
C君「やったよ〜。」
お母さん「あ〜やったんだ。言われなくても、できてたんだ。すごいね〜。」
C君「一応もう1回 確認しておく。」
お母さん「えらいね〜。確認しておこうか〜」
C君「ふふ・・」
たくさん 承認しました。

ところが
「あれ?この計算カード 宿題じゃないの?。」
C君「え?お母さん 連絡帳、見て!」
お母さんは、だんだん 責めがちな口調になっていきます。
「自分の宿題なんだから 自分で見なきゃいけなんじゃないの?
あのさ〜さっき 確認したって 言ってたよね。」
「言ったじゃん。何であれだけ 抜けてるの?」
C君は もう怒りの目をしていました。

確認はできても 宿題が抜けてちゃだめ、という思いを抱えていると
ついつい そこから責めモードになりますね。
丁寧な承認が 消えてしまいでそうです。

GW中、1週間も何も気づかないことに カチンと怒りを感じて
せめて最後の日くらいは 確認して連絡帳を見て欲しかったお母さん。
「完璧は無理でしょうけど、努力が足りないかな。
人の話も聞いてないし、注意散漫だな〜と感じます。」
こんな時 あなたは どうしていますか?

(1年生なんだから やるでしょう。やってほしい。)が前提だと
やらないC君は いつも 注意を受けることになります。 

注意をしすぎると、いやいや やらされる状況になりますが、
ここは 次に自分から やる!を作りたい場面です。
たとえば「何時から 宿題を始めるの?」
と本人に 決めてもらうのが 質問のスキルです。
「終わったら 次に何をやりたいの?」

GW前のことを お母さんは 思い出しました。
「何をやろうか?」と
自分で決めて やってみるように言っていたのです。
やっぱり それはすごく良くって、朝
「何をやるんだったのか、一緒に考えてみようか?」と言って
書いて貼って それをC君が 確認できるようにして
やれたら チェックしていました。
そうすると、やってから 遊ぶリズムができたので、
自分で決めて
自分で取り掛かれてました。

「学校のことを確認しようって、大まかに言ってしまったんですが、
うちの子ども場合は、(学校の宿題)とか、(持って行くもの)とか、
私が 細かくそこまで 言ったほうがいいんだな〜と
今気づきました。
「次は 何を確認すればいいんだっけ?」と
ヒントの質問もできますね。
しばらくは 具体的に質問してあげると いいですね。
継続すると 考える習慣もついてきます。

注意をすると 機嫌が とても悪くなるようでしたら、
できる限り、自分で考えて 決めるチャンスを作ってあげては どうでしょう?
満足すると より安定しながら
主体性の芽が 伸びていきます。

あなたは 今日は お子さんに どんな質問をしましたか?