全盲のピアニスト辻井伸行さん、そして環境について〜

全盲のピアニスト辻井伸行さん(20歳)が アメリカの 
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝しました。
素晴らしいですね。
人間の可能性は 2%しか 使われていないそうですが
大学教授の方は言いました。
「98%を引き出すには、環境も大切で
どんな家庭で 育ったか。
どんな人に 出会ったか。もあります。」

インタビューで 辻井伸行さんは
「今日1日 目が見えたら、何を見たいですか?」
そう聞かれて
「両親の顔は 見たいけれど
今は心の目で見ているから 満足している。」と言いました。
すごいと思いました。
今の環境をすべて受け入れて その中で最大の努力を しています。

ピアノの音色は お聞きになりましたか?
柔らかい音が はねて 1つ1つの音に優しさが あります♪

さて、ちょっと居場所を見失って 我が家の娘が家に帰って来ました。
(大丈夫ですか?)と 聞かれましたが、全く大丈夫です。
私もそう思っていました。

なぜなら、私も娘も 同じことを想像していたはずです。
1つは、お迎えの時に まず私と2人でハグをするシーン。
2つ目は、家に帰って まずおばあちゃんとハグをするシーン。
そして 兄や姉と仲良くおしゃべりするシーン。
すべて 予定通りになりました。^^
会うと、はじめから笑顔です。
彼女もそれをわかってイメージできていたと思います。
家は居場所ですから、帰りたかったのです。
まるで、何もなかったかのように・・・。

でも、何か感じてるわけで
もう少し日がたったら 何を感じたのか、どんな経験だったのか
話してみたいなと思っています。
今はそっとしたまま。 もう少し待ちます。

そして おばあちゃんの今日のひと言は
「今日は 1日かけて ジョー(娘のサルのお気に入りのぬいぐるみ)
を探すことになっていたの。」
これが わが家の環境です。

番組の中で、1冊の絵本の紹介が ありました。
「八郎」
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=1617
あらすじは・・
主人公 八郎は 「大きくなりたい」といつも思い
大男に育ちました。
なぜ自分の体が小山ほどあるのか知りません。
ところがある日、大波に田畑を流されて 泣く百姓を見て、
初めて自分が 働く者のためにあることを知り、荒れ狂う海にむかいます。・・・

あなたは 未来の子ども達のために どんな環境を作りたいと思いますか?