コーチングというコミュニケーションでは
100%味方の立場に立って
相手(こども)を受け入れながら 子どもと接します。
文春文庫「愛と癒しのコミュオン」鈴木秀子先生の本に
こう書かれていました。
1部文章を引用、紹介します。
子どもが
「算数の勉強なんか したくない。」と言ったとします。
「したくなければいいよ。」(肯定)
「そんな事言わずに やりなさい。」(否定)
これに対して
「あなたは 算数の勉強がしたくないんだね。」(受容です)
アメリカの心理学者トマス・ゴードン氏は
非受容の姿勢には 12の型があると指摘します。
① 命令・支持
「そんなことしちゃ、だめだよ。」「これ、がんばってみたら。」
② 注意・脅迫
「今やっておかないと後悔するよ。」
③ 訓戒・説教
「これはやっておくべきだと思うよ。」「やめておいた方が君のためだよ。」
④ 忠告・解決策の提案
「これが1番いい解決方法だと思うよ。」
「あなたの方から 謝ってみたら。」
⑤ 講義・講釈・論理の展開
「お母さんが子ども頃は もっと家の手伝いをしたよ。」
「あなたは気づいてないかもしれないけど〜〜なものなのよ。」
⑥ 判断・評価・批判・反対・非難
「そんな計画には 賛成できないな。」「何をばかな事を言っているの。」
⑦ 賞賛・同意
「さすが頭いいね。」「その通りだと思うよ。」
⑧ 悪口を言う・ばかにする・辱める
「それでよく恥ずかしくないわね。」「だらしのない人間はこれだから困る。」
⑨ 解釈・分析・診断
「君の悪い面が出た結果だと思うね。」
「本当はあの子と仲良くしたくないと思っているんでしょ。」
⑩ 激励・理解・同情
「大丈夫、ちゃんとうまくいくから。」
「一晩寝れば、悩みなんか忘れちゃうよ。」
⑪ 探る・質問、尋問
「誰がそんなことを言ったの。」
「いつそのことに気づいたの。」
⑫ 中止・撤退・注意をほかへそらす
「そういえば、彼は最近どうしているの。」
ちょっと耳が痛くなりそうですね。
この言葉も 言葉を伝える人の気持ちによって 子どもも笑顔になれるものも
あるかもしれません。
大事なことは、これらの言葉を聞いた後の 子どもの気持ちです。
最近は こどもを変えようとする言葉も多く その結果・・・
(これ以上話しても仕方ない)
(理解してもらえない)(信用されていない)
こう感じた時、親子のコミュニケーションが
たやすく絶たれてしまいます。
言葉のつながり 大切にしたいですね。 軌道修正は毎日できます。
あなたは 普段の親子の会話は いかがですか?
ちょっと意識して 振り返ってみると 気づきがありそうですね♪
どうぞ 関係が絶たれない 笑顔のコミュニケーションを!