エチカの鏡(フジテレビ)〜男の子の心を育てる

連休はいかがお過ごしでしたか?
私は風邪をひいてしまい・・もう大丈夫ですが
みなさまも お気をつけくださいね。

きのう、主人と久し振りにTVに見入っていました。
全部は見れなかったのですが 興味深かったことを紹介します。

保育園で ヨコミネ式を実践している
横峯吉文さんの保育園行事が 紹介されました。
横峯さんは、「女の子と男の子の育て方は
違います。
女の子は生まれつき 母性を持っている。
でも男の子は それがないから 小さいうちから
心を育て鍛える必要がある。
もっと 突き放して育てるんです。」と言います。

その1つが 5歳児の3保育園対抗 レスリング大会が 紹介されました。
オリンピックで「気合だ〜」で有名になった あのレスリングです。
こども達は ルールも含めて 自分達の園でそれぞれ練習を始めました。
身体の大きい子もいれば 小さい子もいます。
力が強い子もいれば 弱い子もいます。
行動が早い子もいれば 遅い子もいます。
一生懸命 練習しました。

こども達は周りを見ながら 自分は これくらい。。。と
何となく感じています。
ある日 練習試合をすることに なりましたが
行く!と返事したのは 10人中6人でした。
行かなかった A君は言いました。
「まだ 自信がないから・・・。」

チーム対抗だから、チームみんなで力を合わせるんだよ、
そういう声かけも 仲間作りになりました。
少し強いB君は 4人に勝つための作戦を教え始めました。
A君はだんだん 僕も勝ちたい!と思い始めて 練習に熱が入ります。

3園保育園対抗 レスリング大会当日。
お母さんの声援、先生と友達の応援合戦です。
A君の友達 B君は 惜しくも負けてしまいました。
4−5で もう負けたら後がない時、A君の番になりました。
「勝ちたい」と言っていたA君。
身体がひと回りも大きい相手でしたが、大きな声で
自分の名前を言いました。(負けるな〜)

始まりました。
相手は どんどん押さえ込もうとしてきます。
A君は そのたんびに 自分の肩が床につかないように
くるっと回ったり 身体をぐにゃとそらしたり
小さいことを生かして チャンスを待ちます。
歯を食いしばって ふんばります。
1番長時間、もう6分以上 続いていました。
でも、最後 とうとう押さえ込まれて 試合は終わりました。
そして A君の保育園は 2位になりました。
A君は 試合直前から 泣きながら戦い、
終わってから 大泣きしました。
よくやったね〜♪ 感動でした。
この7分だけで すごい成長です。

1番たくさん泣いていた A君を見て
番組の参加者 脳科学おばあちゃん 心に残った久保田さんのひと言
「将来、あの子は 絶対に泣かない!」とはっきり言いました。

うちの子は良く泣くんですに対して
「そんなの 甘えの涙だよ。悔しさの涙じゃない!」

親の目が届きすぎて 泣いたらママのお膝で抱っこ・・
でおしまいになりがちな今日。
明日の日本を担って 任せられる子どもを育てることを思うと
泣いても立ち上がる強さ、悔し泣きするたくさんの体験は
大事だな〜と思いました。
厳しさという子どもの受け入れ方 ぶつかっていくチャンスを作ることも愛情です。
あなたは どうしたいと思いましたか?