無農薬りんごの育て方から 子育てを思う〜

わたしの友人が、 無農薬、無肥料のりんご作りに
成功した 木村秋則さんの本
「すべては宇宙の采配」 東邦出版 を貸してくれました。
その翌日 TVで木村さんのりんご作りが紹介されました。
子育てにも共通することが たくさんありましたので、
紹介したいと思います。以下、本より1部引用します。

木村さんは りんごを育てることは 人を育てることに
似ていると言います。

木村さんは、りんごに散布していた農薬で苦しんでいた奥さんを
何とか助けてあげたい・・奥さんと同じような人がいるかもしれない
その気持ちから 無理と言われていた 
無農薬のりんご栽培を始める決断をしました。

それは いばらの道の始まりになりました。
りんごの収穫はゼロ、家族7人で 無収入の年が 何と6年も続きました。
それでも、実母は「一生は一度しかないから、好きな事を
思ったことをやればいい。」と言って かげながら励まし、
同居する義父母は ずっと 毎日手伝ってくれました。

家族の愛に支えられていました。 
でも その頃 何が辛かったかというと・・・
世間からの冷たい眼差しと 友達が自分から去っていったことでした。

とうとう 誰にも 話すことがなくなって 
このままでは 木が朽ちてしまう
木村さんは りんごの木に こう話しかけました。
「こんなにしてしまって ごめんなさい。
花を咲かせなくてもいいから 実をつけなくてもいいから、
どうか枯れないで 耐えてください。」

4つの畑の800本あるりんごの木、1本1本に 
正直な気持ちが通じるように 語りかけました。
そのりんごたちは ものすごく頑張ってくれて
大地に根を張り 少しずつ元気になりました。
しかし、・・・話しかけなかった 道路沿いにある82本は
ことごとく枯れてしまいました。」

「言葉は誰にでも たとえ相手が動物や植物でも 伝わるものだと思います。
有機物に限らず 車や機械だって そういう一面を持っていると思います。」

しかし、 実がならないまま 歳月が過ぎて 追い詰められて
ある場所に着いた時、見ると
木村さんの目の前に 大自然の恵みの中で育った
野生の3本のりんごの木が そのままにありました。

木村さんは とても驚いて、そのりんごの木を よ〜〜く観察しました。

一体 自分の無農薬りんごと 何が違うんだろう・・・と。

近づくと 根元の土がふかふかであることに気がつきました。
そこから畑の土を 自然に近づくように もとの状態に変えていきました。

無理に見えるところを変えようとしないで 今を活かしていく
木村さんは 奮起して もう1度 無農薬のりんご作りを やり直しました。

あなたは 何を受取りましたか?
わたしたちは 何かを大事に考えて いつも行動を決めています。
木村さんの諦めない姿勢 りんごに謝る正直な気持ち 
言葉を1本1本にかけた気持ち
本当の優しさが そこにあるように思いました。 
(その2へ 続く)
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