1番上の子どもを育てるときは
みな どきどしますね。私もそうでした。
お母さんにとって 初めての子育てですから
右も左も迷うこともいっぱい。
ある小学生の2人のお母さんAさんは
4年生のお姉ちゃんの子育てを 振り返って
こう言いました。
「姉は 可愛いのだけれど、
心配の方が先で すぐ (今ここでこう言っとかなくちゃ)と思って
それが なおらないんです。
『お母さんは 勉強しなさいばかり 言ってる。』
そう 言われて 今までは親子けんかが多かったです。
でも2人目の弟となると 大体こうなると わかっているので
それなりに 上手くいっているように 思います。
見てる限り 満たされていると思うんですね。
でも 姉の方は 常に『ずるい!』 と言って いつも 弟に嫉妬心が
めらめら とげとげ していました。」
さて、ここから お母さんは 声かけと接し方を変えていきました。
「姉は どちらかと言うと 私のひざの上に来たいんだけど できないタイプで
こっちも わかってるだけけど できない感じでした。
でも やってみようと 思って、
できるだけ 暇があるときは、『可愛いね、おいで!」と言ってあげて、
娘が来たら
やりすぎかな?と思うくらいに
ぎゅっと 抱きしめてあげるようにしたら、
最近 ちょっと とげとげしさが取れてきて 素直になってきました。
素直じゃない時も あるけど
にこにこしている時間のほうが 上の子も 増えてきましたね。
もっと 時間がかかるかと思ったら 1日で 違いました。」
娘さんは 何を感じたのでしょう?
「『お母さんは 本当に私を好きなの?弟ばっかり!』っと
口にも出すタイプだったんですが、
ここ1週間は それを全く聞かないんですよね。
だから お母さんは 自分のほうにも 気持ちが向いているし、
可愛い、大事と思ってくれている 安心感が出てきたのかな・・
今 満たされているだな〜と 思います。」
娘さんが にこにこしていると お母さんも いらだつことが ありません。
プラスにいっている様に 感じているそうです。
……….
子どもにとって 自分が 親から愛されていると 実感できることは
1番 大事なことです。
スキンシップは ダイレクトに 肌の温かみが
お母さんの愛情として 伝わりますので、
思春期でも 嬉しいんですね。
わが家の末娘は 高3になりますが、
いまだに 手を広げれば 腕の中に飛び込んできます。
私にも、そして おばあちゃんにも。
愛情で満たされて 安心できる、だから そこから 外に出て行く力が沸いてきて
子どもが伸びていきます。出発点になります。
スキンシップ、そして 認めてあげる言葉も あるでしょう。
そんな心の土台作りが 子ものたちの環境になっていきます。
さて、あなたは 今日の愛情を伝えるために
どんな言葉(行動)を かけたいと思いますか? 週末ですね。
シャワーのように 愛ある言葉をかけてあげては いかがでしょうか?