小学生4年生のAちゃんは思春期の入り口です。
お母さんは のびのび育って欲しいと願い、そのつもりで
学校も選んだ自分なのに
忙しさに流されて 娘さんを怒る場面が
多かったそうです。
でも、ある日 お母さんはAちゃんの話を聞くチャンスが
ありました。
しっかり向かい合って ご飯の台所仕事をしたいな〜と思いながらも
Aちゃんの話を2時間!聞いてあげました。
それは 嬉しい話ではなくって、学校友達への不満から
始まりました。
ジャイアンみたいな友達がいて、
始めは、こんな事もいやだ、思い出すと これもいやだった
といやが出て・・
お母さん「ふ〜ん、そうなんだ。」
Aちゃんは不満がたまっていましたから 始めは怒ったような表情で
でも そのうち だんだん怒りながらも 明るく笑顔に変わっていったそうです。
2時間ですから 話が続いて後半になると不満も言い尽くしたのか、
Aちゃんは・・
「私も本当はいけないんだけど、お友達と仕返しをして
見つからないように帰っちゃったこともある」話、
「友達を入れてあげなかったこともある、私も悪いことをしちゃったよ。」と
話してくれました。
そして だんだんにしゃべり疲れて、次のことに 移れたそうです。
お母さんは 自分のことは後に回して
話を聞くとき 否定や批評はしませんでした。
Aちゃんの気持ちを そのままに受取ってあげたそうです。
お母さんの中の何が 変わったのか、
それを1番感じているのは Aちゃんです。
話をする喜びを味わい 1番お母さんの気持ちを感じることができたのはAちゃんです。
お母さんは 話を聞いてあげるのか、自分の仕事をするのか
今どっちにしよう?と考えて 聞くことを選びました。
その結果が Aちゃんの笑顔につながったように思います。
これからAちゃんが お母さんの愛情を感じて
どんなふうに変わっていくのか 楽しみです。
あなたは このことから 何を思いましたか?
冬休みになりますね。
うちも こども達の話を聞く時間を持とうっと♪ あなたは?